上昇ウェッジ・下降ウェッジとは?見分け方やトレード手法を徹底解説

更新日
2022年11月9日
作成日
2021年10月8日

ウェッジはチャートパターンの1つで、上昇ウェッジ下降ウェッジがあります。
トレンドの転換点で出やすいパターンで、エントリーポイントや決済のタイミングを知るのに便利です。

この記事では、上昇ウェッジ下降ウェッジの概要や見分け方、トレード手法などを徹底解説していきます。

ウェッジとは

ウェッジはFXにおけるチャートパターンの1つです。
ウェッジには「くさび形」という意味があり、チャートを見たときに先端がとがっていく形を形成するのが特徴になります。

ウェッジには上昇ウェッジと下降ウェッジの2種類があり、ウェッジが先細るにつれて出来高が減少していきます。

ウェッジとフラッグ・ペナント・三角保ち合いの違い

ウェッジに似ているチャートパターンにフラッグ・ペナントなどがあります。
このうちチャートパターンで三角形を築くウェッジとペナントを三角保ち合いと言います。
つまり、三角保ち合いとはウェッジやペナントなどの総称です。

ペナントは大きなトレンドが発生している中、調整が入って価格が反転するのが特徴です。
この反転は勢いが止まって再びトレンドの流れに戻りますが、もとの上値や下値を超えることができず、少しずつ反転の勢いが小さくなっていきます。
徐々に値幅を狭めながらも上・下にいけない状態です。
ペナントが終わりを迎えると、ブレイクアウトが起こってトレンド継続になります。

フラッグはトレンド中ですが、その流れの中で上値切り下げや下値切り下げのトレンドが出ている特徴があります。
トレンドの上下には平行なチャネルラインが引けるのが特徴で、ウェッジやペナントのように三角形にはなりません。
そのため、フラッグは三角保ち合いに属しません。

ウェッジを覚える際には、それぞれのチャートパターンとその違いを覚えてきましょう。

上昇ウェッジとは

上昇ウェッジは、上値と下値を切り上げていくチャートパターンです。
チャートを見るとレジスタンスラインとサポートラインが両方とも右上がりになります。

サポートラインの角度よりもレジスタンスラインの角度の方が低いことから、最終的には2つのラインがぶつかることになります。
最終的には右肩上がりの三角が形成されます。

上昇ウェッジのパターンと見分け方

上昇ウェッジには上昇トレンドの終わりに出てくる反転型の上昇ウェッジと下降トレンドが継続しているときに発生するトレンド継続型の上昇ウェッジの2パターンがあります。

反転型の上昇ウェッジは高値と安値の両方を切り上がりながら上昇し、トレンド継続型の上昇ウェッジは高値の値上がり幅が小さくなるのが特徴です。

上昇ウェッジへのエントリーポイント

上昇ウェッジにおけるエントリーポイントは、サポートラインとレジスタンスラインで作られる三角形をラインが抜けるときです。

上昇ウェッジの三角形を抜けたときは高い確率で下降トレンドに転じるため、このタイミングで売り注文を入れます。

下降ウェッジとは

下降ウェッジは、上値と下値を切り下げていくチャートパターンです。
チャートを見るとレジスタンスラインとサポートラインが両方とも右下がりになります。

サポートラインの角度よりもレジスタンスラインの角度の方が大きいことから、最終的には2つのラインがぶつかることになります。
最終的には右肩下がりの三角が形成されます。

下降ウェッジのパターンと見分け方

下降ウェッジには下降トレンドの終わりに出てくる反転型の下降ウェッジと上昇トレンドが継続しているときに発生するトレンド継続型の下降ウェッジの2パターンがあります。

反転型の下降ウェッジは高値と安値がどちらも下がっていき、トレンド継続型の下降ウェッジは安値の値上がり幅が小さくなるのが特徴です。

下降ウェッジへのエントリーポイント

下降ウェッジにおけるエントリーポイントも、上昇ウェッジと同じくサポートラインとレジスタンスラインで作られる三角形をラインが抜けるときです。

下降ウェッジの三角形を抜けたときは高い確率で上昇トレンドに転じるため、このタイミングで買い注文を入れます。

ウェッジを活用したトレード手法

ウェッジを活用したトレード手法は、移動平均線×スキャルピングです
やり方は1分足を表示して上昇ウェッジや下降ウェッジを引きます。

上昇ウェッジなら売り注文、下降ウェッジなら買い注文を入れますが、三角形を抜けたときに移動平均線を抜けていることも確認してエントリーすると精度が高まります。

初心者でも簡単にできるトレード手法なので、ぜひスキャルピングを行うときは参考にしてください。

ちなみに、スキャルピングを行うなら、取引を行うFX業者選びも大切です。
スキャルピングに適したFX業者の選び方を下記の記事で解説しているので、参考にしてみてください。

上昇ウェッジ・下降ウェッジを利用するときの注意点

上昇ウェッジ・下降ウェッジを利用するときの注意点は以下の3つです。

  1. 時間足が短いほどだましが増える
  2. ウェッジの否定パターンに気をつける
  3. 利確はウォルフ波動のターゲットラインを活用

それぞれ解説します。

時間足が短いほどだましが増える

上昇ウェッジ・下降ウェッジは時間足が短いほどダマシが多くなります。
だましが発生するのは大口トレーダーによって市場操作が引き起こされるのが原因です。
時間足が短いほど必要とする資金が少なく市場操作がしやすいので、ウェッジについても時間足が短いとダマシが発生する可能性が高まります。

だましは絶対に防ぐことはできません。
だましで損失が出ることも想定した上で戦略を立てることが大切です。

毎回だましに遭うわけではないので、ダマシに遭ったときはなるべく早く決済できるように損切りラインを低めに設定しておくことです。

ウェッジの否定パターンに気をつける(上抜け下降ウェッジ・下抜け上昇ウェッジ)

ウェッジにはいくつかだましが起こる前に否定パターンが見られます。
たとえば、次のようなパターンが見られるときはだましのサインと捉えて、通常の反対注文を行うかエントリーを控えましょう。

  • トレンドが下降しているときの上抜け下降ウェッジは否定が起こりやすい
  • トレンドが上昇しているときの下抜け上昇ウェッジは否定が起こりやすい

利確はウォルフ波動のターゲットラインを活用

ウォルフ波動とは、上昇ウェッジと下降ウェッジにおいてトレンド反転時に5波でパターンが作られやすい法則です。
上昇ウェッジや下降ウェッジのパターンをより明確に定義づけたものです。

ウォルフ波動の具体的な活用方法は次の通りです。

  1. ウェッジ上のポイント①と④にラインを引く
  2. ブレイクアウトの方向まで延してターゲットラインを作る
  3. ターゲットラインが⑤のブレイクアウトのラインと交わる⑥を利確ポイントに設定する

これだけで簡単に利確ポイントを設定することができます。

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