FX会社のスワップポイント比較!稼ぐのにおすすめの会社を国内・海外問わず一覧でまとめ

更新日
2022年9月19日
作成日
2021年10月8日

監修:GEMFOREXコラム編集部

GEMFOREXは、Gem Group Holdings Ltdのブランドです。Gemtrade LLCは、セントビンセント及びグレナディーン諸島(1335 LLC 2021)で事業登録されています。コンテンツの発信ポリシーにおいても、「全ては最高の投資環境をお届けするために」を念頭に記事の公開をさせていただいております。

スワップポイントは、FXにおいてポジションを保有しているだけで利益が得られる、リスクの低い投資法です。
難しい相場分析をしなくても良いので、初心者でも始めやすいでしょう。

スワップポイントは、通貨ペアFX業者によって得られる金額が異なるので、いかに有利な条件を見つけるかが重要です。
またローリスクとは言っても、完全にリスクを排除することはできません。
何も考えずに手を出すと、損失を出してしまう危険もあるので注意が必要です。

この記事では、多くのFX業者の中からスワップポイントに有利な業者や、おすすめの通貨ペアを紹介します。
スワップポイント運用で稼ぐコツ運用時の注意点よくある質問なども掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

なお、掲載している情報は下記のように条件を揃えています。

  • 数値は1万通貨を保有した場合に発生するスワップポイント(国内と海外の業者でズレが生じるため)
  • 情報は各社の公式サイトより2022年7月11日に取得(情報が未掲載の場合は直近の公表値)
  • 0.1円より小さな端数がある場合は四捨五入
結論、スワップポイント狙いでFX会社を選ぶなら、GEMFOREXがオススメです。
GEMFOREXでは、USDTRYやUSDMXNなどの高金利通貨で安定したスワップポイント収入が期待できます。

また、GEMFOREXのUSD/JPYのスワップポイントは、2022年7月時点では、買いスワップは2.1円、同時に売りスワップでも「2.8円」のスワップポイントが付与されます。
買いでも売りでもプラスになるFX会社はなかなかないでしょう。
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FXのスワップポイントとは

FXで利益を上げる方法は、2つあります。
1つは通貨の売買を通した「為替差益」で、要は「安く買って高く売る」「高く売って安く買う」という取引を繰り返して利益を稼ぐ方法です。
多くの人がイメージする「FX」は、このパターンでしょう。

一方、売買をせずに、ポジションを保有しているだけで得られる利益があります。それがスワップポイントです。

例えば、ある通貨ペアにおけるスワップポイントが「1万通貨単位で、プラス10円」だったとしましょう。
すると、その通貨のポジションを1万通貨分持っているだけで、後は何もしなくても毎日10円の利益が得られるのです。

スワップポイントの数値はどうやって決まる?

スワップポイントの原理は、高金利の通貨を買った場合、その通貨に設定されている金利が乗ることです。

スワップポイントは日本語で「金利差調整分」とも呼ばれ、対象となる通貨ペアの金利差を元に、各FX業者が独自に数値を設定しています。
スワップポイントはプラスになる場合とマイナスになる場合があり、プラスになるのは低金利の国の通貨を売り、高金利の国の通貨を買った場合です。

例えば実際に年利10%の通貨を買ったら、当然ですが、その分の利息が付いてきます。
銀行で円を貯金しても殆ど利息が付かない今、こうした高金利は大きな魅力です。
金融機関では外貨の積み立て貯金も人気となっています。

一方、FXでは「通貨ペア」というセットで取引されます。
そこで年利1%の通貨で年利4.65%の通貨の買いポジションを立てた場合、差し引き3.65%の利益が得られると解釈できるわけです。

現在の日本円は非常に低金利であり、外国通貨の方が高金利になっています。
そのため、円で外貨を買ってポジション保有していると、プラスになることが多いのです。

スワップポイントはFX業者によって違いがある

ただし同じ通貨ペアであっても、スワップポイントはFX業者によって異なります。

通貨の価格は市場での取引結果で決定するため、どこの業者を使っていても差は出ません。
しかしスワップポイントは市場の取引とは直接的な関係がないため、FX業者が任意で設定できるのです。
それはちょうど、業者によってスプレッド幅が異なるようなものと言えるでしょう。

ある通貨ペアでのスワップポイントを見るとB社よりA社が有利だが、別の通貨ペアではA社よりB社が有利になっている、ということもよくあります。
特定の通貨ペアのスワップを有利にして集客したり、スワップポイントよりもスプレッドを重視している業者もあるでしょう。

このようにスワップポイントには各社の戦略や思惑が反映されます。
そのため通貨ペアごとに違いを見たり、業者ごとの傾向を確認していく必要があるのです。

スワップポイントは1日単位で反映される

スワップポイントの数字は毎日見直され、プラスであれば口座の残高に足され、マイナスであれば残高から引かれます。

スワップポイントが口座に反映されるのは、原則として業者の営業日をまたぐタイミングです。
その時点で保有しているポジションのサイズに対し、スワップポイントが適用されます。
実際にはニューヨーク市場がクローズする早朝に合わせ、口座に反映されるのが一般的です。

1日当たりのスワップポイントは、下記のように計算されます。

  • 2つの通貨の政策金利の差 × 通貨の価格 × 取引数量=1年間のスワップポイント(A)
  • A ÷ 365 =1日ごとに受け取れるスワップポイント(B)

各社が公表しているスワップポイントは、「A」の取引数量が基本取引量となる1万通貨などにした場合の数値(日本円などの金額)です。

実際に自分の口座に反映されるスワップポイントの額を知るには、公表されている数値(B)を元に、次の計算式で求められます。

  • B × 保有している通貨のlot数 = 1日ごと受け取れるスワップポイント(日本円などの金額)。

スワップポイントにも税金はかかる

売買による為替差益も、保有による金利差調整分(スワップポイント)も、FXで発生した利益であることは変わりません。
そのためスワップポイントにも税金が掛かります。

正確には為替差益とスワップポイントの合計額が課税対象となり、一定の所得を超えると確定申告をしなくてはなりません。
金額は使っている業者が国内か海外かで違いがあり、国内業者の場合は分離課税となるので、経費を除く所得が20万円以上になったら対象です。
税率は20.315%(所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%)となります。
海外業者の場合は雑所得となり、その他の給与等との合算で税率が決まり、課税されます。

なお個人口座の場合、ポジションを解消した時点で課税対象になります。
実際にスワップで得た利益を確定させるまでは、税金のことを考える必要はありません。

スキャルピングやデイトレがメインの場合

スワップポイントは、ポジションを保有したまま、FX業者の営業日をまたぐと残高に反映されます。
そのため短時間で取引を完結させるスキャルピングや、次の日にポジションを持ち越さない事が原則のデイトレードでは、スワップポイントを考慮する必要はありません
1日以上ポジションを持ち続けるスイングトレードやポジショントレードを併用する場合は、スワップポイントを考慮しましょう。

長期と短期、双方のトレードを併用する場合は、それぞれ異なる口座を使い分けるのが得策です。
短期の取引には、スワップポイントが不利でもスプレッドの狭い口座を使います。
長期の取引には、スプレッドの幅が大きくてもスワップポイントが有利な口座を使ってください。

FX会社のスワップポイント比較

スワップポイントで利益を上げるには、各社の違いを把握することが必要です。
そこでここでは、国内と海外の主要なFX会社のスワップポイントを、一覧で紹介します。
対象とするのは代表的な通貨ペアで、「買い」は通貨を買った時のスワップ、「売り」は通貨を売った時のスワップです。

米ドル/円 ユーロ/円 ポンド/円 豪ドル/円 トルコリラ/円 メキシコペソ/円 南アフリカランド/円
DMM FX 60円 -63円 -15円 12円 60円 -63円 35円 -38円 11円 -14円 9円 -12円
FXプライム
byGMO
70円 -55円 -20円 5円 52円 -67円 30円 -45円 0円 0円 11円 -21円 9円 -19円
GMOクリック証券 58円 -61円 -16円 13円 59円 -62円 31円 -34円 16円 -19円 110円 -140円 90円 -120円
LIGHT FX
(みんなのFX)
75円 -75円 -8円 8円 55円 -55円 33円 -33円 20円 -20円 16円 -16円 15円 -15円
LINE FX 58円 -61円 -16円 13円 59円 -62円 31円 -34円 16円 -19円 15円 -22円 16円 -19円
MATRIX TRADER
(JFX)
0.2円 -8.6円 -6円 0.1円 1円 -9.6円 3.9円 -6円 2.9円 -5.9円 14円 -19円 1.4円 -2.6円
SBI FXトレード 63円 -67円 -14円 9円 56円 -61円 33円 -38円 0円 0円 130円 -160円 100円 -130円
アイネット証券 67円 -87円 -16円 12円 60円 -78円 33円 -43円 25円 -33円 16円 -21円 15円 -20円
インヴァスト証券
(トライオートFX)
65円 -95円 -24円 5円 60円 -85円 25円 -75円 0円 0円 13円 -23円
セントラル短資FX 40円 -130円 -6円 1円 30円 -50円 20円 -26円 0円 0円 14円 -23円 4円 -10円
ヒロセ通商
(LION FX)
2円 -86円 -60円 1円 10円 -96円 40円 -60円 20円 -50円 16円 -21円 15円 -27円
マネースクエア 23円 -107円 -61円 1円 18円 -44円 16円 -44円 0円 0円 7円 -10円 2円 -14円
マネーパートナーズ 10円 -129円 -99円 1円 9円 -123円 4円 -119円 0円 0円 3円 -23円 1円 -25円
外為オンライン 50円 -100円 -45円 0円 35円 -95円 30円 -70円 15円 -1505円 5円 -25円 5円 -25円
外為どっとコム 56円 -81円 -25円 1円 85円 -106円 30円 -45円 0円 0円 13円 -18円 10円 -20円
外貨ex
byGMO
66円 -86円 -25円 5円 68円 -88円 40円 -60円 34円 -43円 13円 -33円 10円 -30円
松井証券FX 50円 -90円 -30円 0円 49円 -70円 32円 -62円 110円 -160円 10円 -20円 9円 -19円
楽天証券 62円 -68円 -16円 6円 60円 -65円 32円 -33円 0円 0円 13円 -16円 7円 -10円
FXブロードネット 68円 -99円 -30円 10円 70円 -105円 37円 -66円 15円 -350円
IG証券 50円 -82円 -31円 -1円 44円 -80円 18円 -46円 27円 -49円 12円 -17円 11円 -15円
GEMFOREX 2.1円 2.8円 -16.3円 -32.7円 54.8円 -128.4円 26円 -91.6円 6.3円 -11.9円 -23円 -23円
XM 27.7円 105.3円 -7.6円 -3.7円 11.1円 -111.9円 -3.3円 -83.3円
Traders
Trust
3.9円 -3.7円 -3.6円 -0.3円 3.3円 -6.2円 1.8円 -2.8円
HotForex 7円 -127円 -38.6円 8.3円 0円 -103.5円 0円 -31.7円 1円 -5円
BigBoss 64.7円 -130.7円 -29.7円 -47.9円 -41.4円 -63.5円 15.6円 -105.3円
milton
markets
12.4円 -46.1円 -20.4円 5円 17.1円 -61.4円 37円 -119.2円
land-fx -9.5円 -12.1円 -13.5円 -10.8円 -14.5円 -14.6円 -9.4円 -8.7円
ironfx 24.3円 -159.4円 -54.8円 -40.8円 17.4円 -179.1円 -13円 -115.7円 1.7円 -20円 -0.2円 -2.5円
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ユニークなスワップポイントを採用している業者はありますか?

国内業者では、LIGHT FX(みんなのFX)が、買いスワップと売りスワップの双方を、全く同じバランスにしています。
例えば米ドル/円では買い75円・売り-75円、ユーロ/円では買い-8円・売り8円、トルコリラ/円でも買い20円・売り-20円といった具合です。

また、当社GEMFOREXでは米ドル/円について、買いスワップと売りスワップの双方がプラススワップになっています(2022年7月現在)。
つまりどんなポジションを持っていても、必ずスワップが得られるということです。
そしてGEMFOREXでは同一口座での両建てが認められています。
つまり同額のポジションを持つことで、サヤ取りが可能となり、ノーリスクで利益を得られるということです。
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主要通貨のスワップポイントで各社を比較

多くの通貨の中でも米ドル・ユーロ・英ポンド、そして日本円などは主要通貨と呼ばれ、FXの中でも安定した値動きをしています。
まずはこれらの通貨のスワップポイントから見ていきましょう。

全般的な傾向として、米ドル/円・ポンド/円は、買いポジションで30円〜70円程度のスワップポイントが期待できます。
ユーロ/円は逆に売りポジションでプラスになりますが、その額は10円程度、もしくはそれ以下です。

米ドル/円(USD/JPY)のスワップポイント

「有事のドル」と呼ばれるように、世界で最も安定性を評価されているのが米ドルです。

金利は2019年8月の時点では2.25%あったものの、新型コロナでダメージを受けた経済対策などから2020年には0.25%まで引き下げられたことで、スワップの数値も低いものとなりました。
しかしその後は上昇に転じ、2022年の6月時点で2.25%にまで復帰。
さらに年末までに3.4%にまで引き上げられる見通しとなっています。

それにより円との金利差が大きくなるため、スワップポイントの数値も大きくなると予測されます。

下記は、各社の米ドル/円に関するスワップです(買いスワップでランキング)。

米ドル/円
LIGHT FX
(みんなのFX)
75円 -75円
FXプライム
byGMO
70円 -55円
FXブロードネット 68円 -99円
アイネット証券 67円 -87円
外貨ex
byGMO
66円 -86円
インヴァスト証券
(トライオートFX)
65円 -95円
BigBoss 64.7円 -130.7円
SBI FXトレード 63円 -67円
楽天証券 62円 -68円
DMM FX 60円 -63円
GMOクリック証券 58円 -61円
LINE FX 58円 -61円
外為どっとコム 56円 -81円
外為オンライン 50円 -100円
松井証券FX 50円 -90円
IG証券 50円 -82円
セントラル短資FX 40円 -130円
XM 27.7円 -105.3円
ironfx 24.3円 -159.4円
マネースクエア 23円 -107円
milton
markets
12.4円 -46.1円
マネーパートナーズ 10円 -129円
HotForex 7円 -127円
TradersTrust 3.9円 -3.7円
GEMFOREX 2.1円 2.8円
ヒロセ通商
(LION FX)
2円 -86円
MATRIX TRADER
(JFX)
0.2円 -8.6円
land-fx -9.5円 -12.1円
全社平均 40.2円 -79円

上位に入る、LIGHT FX・FXプライム byGMO・FXブロードネット・アイネット証券・外貨ex byGMOでは、65円〜75円のスワップポイントが得られます。
それに対し、マイナススワップは各社とも100円以下と、比較的落ち着いた数値になっているのも評価できるでしょう。

但し、スワップポイントは毎日改定されます。
少し時間が経つとランキングに変化が出る可能性も高くなりますので、参考までにしてください。

ユーロ/円(EUR/JPY)のスワップポイント

ユーロも米ドルと並んで安定性に優れた通貨です。

金利は2012年の1%から断続的に切り下げられて2016年には0%にまで下がりました。
同じ年、日本が-0.1%というマイナス金利となり、以来6年以上に渡って両者とも変化がないという状況です。
金利差が殆どないため、売買いずれのスワップポイントも低い数値になっています

その中でも特徴的なのは、米ドル/円よりも業者ごとの設定に大きな差があることです。

米ドル/円では半数以上のプラススワップが50円〜75円に収まっていましたが、ユーロ/円では1円〜13円とバラけています。
また売り買いともにマイナススワップになっているケースもあり、米ドル/円以上に業者選びが重要です。

各社のユーロ/円に関するスワップは、下記のようになっています(売りスワップでランキング)。

ユーロ/円
LINE FX -16円 13円
GMOクリック証券 -16円 13円
アイネット証券 -16円 12円
DMM FX -15円 12円
FXブロードネット -30円 10円
SBI FXトレード -14円 9円
HotForex -38.6円 8.3円
LIGHT FX
(みんなのFX)
-8円 8円
楽天証券 -16円 6円
FXプライム byGMO -20円 5円
インヴァスト証券
(トライオートFX)
-24円 5円
milton
markets
-20.4円 5円
外貨ex byGMO -25円 5円
セントラル短資FX -6円 1円
外為どっとコム -25円 1円
ヒロセ通商(LION FX) -60円 1円
マネースクエア -61円 1円
マネーパートナーズ -99円 1円
外為オンライン -45円 0円
松井証券FX -30円 0円
MATRIX TRADER
(JFX)
-6円 0.1円
TradersTrust -3.6円 -0.3円
IG証券 -31円 -1円
land-fx -13.5円 -10.8円
XM -7.6円 -3.7円
GEMFOREX -16.3円 -32.7円
ironfx -54.8円 -40.8円
BigBoss -29.7円 -47.9円
全社平均 -26.7円 -0.7円

上位に入る、LINE FX・GMOクリック証券・アイネット証券・DMM FX・FXブロードネットでは、10円以上のスワップポイントが得られます。
マイナススワップも-15円〜-30円と、同程度の水準に抑えられているので、他社に比べて優位性が高いでしょう。

英ポンド/円(BGP/JPY)のスワップポイント

英ポンドは主要通貨の中では値動きが激しい通貨として知られていますが、金利面でも大きな変動がありました。
2020年に0.1%にまで引き下げられた金利が、2021年の12月に0.25%に引き上げられたのが発端です。
その後さらに2022年の3月に0.75%、6月に1.25%と矢継ぎ早に上昇し、円との金利差を大きく広げています。

2009年以来、13年ぶりの高金利となったことで、スワップポイントの数値も大きくなってきました。
ただユーロ/円と同じく、業者ごとの差が大きい傾向も出ています。

下記は、英ポンド/円のスワップです(買いスワップでランキング)。

ポンド/円
外為どっとコム 85円 -106円
FXブロードネット 70円 -105円
外貨ex byGMO 68円 -88円
DMM FX 60円 -63円
アイネット証券 60円 -78円
インヴァスト証券
(トライオートFX)
60円 -85円
楽天証券 60円 -65円
GMOクリック証券 59円 -62円
LINE FX 59円 -62円
SBI FXトレード 56円 -61円
LIGHT FX
(みんなのFX)
55円 -55円
GEMFOREX 54.8円 -128.4円
FXプライム byGMO 52円 -67円
松井証券FX 49円 -70円
IG証券 44円 -80円
外為オンライン 35円 -95円
セントラル短資FX 30円 -50円
マネースクエア 18円 -44円
ironfx 17.4円 -179.1円
miltonmarkets 17.1円 -61.4円
XM 11.1円 -111.9円
ヒロセ通商
(LION FX)
10円 -96円
マネーパートナーズ 9円 -123円
TradersTrust 3.3円 -6.2円
MATRIX TRADER
(JFX)
1円 -9.6円
HotForex 0円 -103.5円
land-fx -14.5円 -14.6円
BigBoss -41.4円 -63.5円
全社平均 35.3円 -76.2円

上位に入る、外為どっとコム・FXブロードネット・外貨ex byGMO・DMM FX・アイネット証券では、60円〜85円のスワップポイントが得られます。
一方、マイナススワップは-78円〜-106円と、場合によっては下位の業者よりも大きい数値です。
そのため使い方には注意が必要です。

高金利通貨のスワップポイントで各社を比較

スワップポイントで有効なのは、メジャーな通貨だけではありません。
金利差の高さがスワップの数字に反映されるので、マイナーな通貨であっても高金利の通貨はそれだけでメリットを備えていると言えるでしょう。

そこで、金利の高さで知られる通貨をご紹介いたします。
どの通貨もメジャーな通貨と比べてリスクはありますが、その分、高いスワップポイントを得られる可能性があります。

高金利通貨として有名なのはトルコリラメキシコペソ南アフリカランドの3つです。これらはいずれも新興国に位置付けられます。
経済成長が不十分なこれらの国では、発展のために資金を海外から借り入れる必要があるため、意図的に金利を高くしているのです。
その分、経済や政治面では安定性に欠けるため、いくつかある投資方法のうちの1つという位置づけにするのが良いでしょう。

トルコリラ/円(TRY/JPY)のスワップポイント

14%という極めて高い政策金利で推移しているのがトルコリラです。
アメリカなどの欧米諸国でも金利は上昇傾向にありますが、それでもトルコリラの数値はケタ外れに高い数値と言えるでしょう

ただ近年は利下げと利上げが乱高下気味です。
2018年以降2019年6月までは24%もの高金利でしたが、同年の7月に19.75%に引き下げられたのを契機に、2020年には8.25%まで低下。
その後は数値を戻し、2021年には19%まで回復するに至りました。
しかし同年の9月に再び利下げに転じ、年末に14%まで落ちて以降、2022年の7月現在まで数値を維持している状態です。

一方、通貨としてのトルコリラは価格の変動が非常に大きく、安定しているとは言えません。
国内の政情や治安も良好ではなく、2018年8月には「トルコショック」と呼ばれる大きな暴落も起きています。

これはトルコとアメリカの間で対立が起き、アメリカがトルコへの制裁を発動したことで、トルコリラが20%もの下落を記録したものです。
いくら金利差があるとは言え、そこまで通貨が暴落してしまうと、買いポジションを持っていた投資家(プラスポイントだった投資家)は大きな損失を出してしまいます。
ましてロスカットが起きれば、スワップポイントを生み出す口座残高自体が消失してしまうでしょう。

この時トルコは金利を一気に24%に引き上げるという対応を見せ、アメリカにも譲歩したことで相場は回復に向かいましたが、今後もこのようなリスクを踏まえる必要があります。

現在のトルコリラ/円におけるスワップは、下記を参照してください(買いスワップでランキング)。

トルコリラ/円
松井証券FX 110円 -160円
外貨ex byGMO 34円 -43円
IG証券 27円 -49円
アイネット証券 25円 -33円
LIGHT FX
(みんなのFX)
20円 -20円
ヒロセ通商
(LION FX)
20円 -50円
GMOクリック証券 16円 -19円
LINE FX 16円 -19円
外為オンライン 15円 -1505円
MATRIX TRADER
(JFX)
2.9円 -5.9円
ironfx 1.7円 -20円
FXプライム byGMO 0円 0円
SBI FXトレード 0円 0円
インヴァスト証券
(トライオートFX)
0円 0円
セントラル短資FX 0円 0円
マネースクエア 0円 0円
マネーパートナーズ 0円 0円
外為どっとコム 0円 0円
楽天証券 0円 0円
全社平均 15.1円 -101.3円

かつては高いスワップポイントで知られていましたが、現在では主要通貨に対して大きな優位性はありません。

上位に入る、外貨ex byGMO・IG証券・アイネット証券・LIGHT FX(みんなのFX)・ヒロセ通商(LION FX)では、20円〜34円のスワップポイントが得られます。
しかし注目すべきは、110円という極めて高い数値を出した松井証券FXでしょう。
マイナススワップも-160円と大きいのですが、相場の安定と秤にかけて検討する余地はあります。

全業者平均でもマイナススワップは-100円を超えていますが、同時に、売り買い双方とも0円としている業者が半数近い8社もあるのが特徴です。

また現在のトルコリラは7円台前後を推移しています。
1万通貨を取引する場合、米ドル/円ならレバレッジ25倍・2022年7月のレート(138円)で、5万5000円程度が必要です。
しかしトルコリラなら、2,800円で済むのはメリットでしょう。

メキシコペソ/円(MXN/JPY)のスワップポイント

メキシコペソも7.75%という高金利ですが、トルコリラと同じく上げ下げの大きな通貨です。

2019年までは8.25%ありましたが、同年の8月から五月雨式に利下げが繰り返され、2021年の2月には4%まで落ち込みました。
しかし6月からは徐々に利上げに転じ、1年後の2022年の6月には7.75%と、かつての水準まであと一歩の所まで来ています。
一時は利下げが続くという予測もありましたが、世界的な金利上昇を受け、引き続き利上げが期待できる通貨でしょう。

通貨としても、トルコリラなど他の新興国と比べて比較的安定しているとされています。
実際、2020年には新型コロナの影響などから4円台という安値圏に入りましたが、2021年後半以降の利上げと歩調を合わせて回復。
2022年には過去最高値に迫る6円台を維持しています。

現在のメキシコペソ/円におけるスワップは、下記の通りです(買いスワップでランキング)。

メキシコペソ/円
SBI FXトレード 130円 -160円
GMOクリック証券 110円 -140円
LIGHT FX
(みんなのFX)
16円 -16円
アイネット証券 16円 -21円
ヒロセ通商
(LION FX)
16円 -21円
LINE FX 15円 -22円
MATRIX TRADER
(JFX)
14円 -19円
セントラル短資FX 14円 -23円
楽天証券 13円 -16円
外為どっとコム 13円 -18円
外貨ex
byGMO
13円 -33円
IG証券 12円 -17円
DMM FX 11円 -14円
FXプライム
byGMO
11円 -21円
松井証券FX 10円 -20円
マネースクエア 7円 -10円
GEMFOREX 6.3円 -11.9円
外為オンライン 5円 -25円
マネーパートナーズ 3円 -23円
全社平均 22.9円 -33.2円

プラススワップの全社平均値はトルコリラよりは高いものの、ユーロや豪ドルと同程度となっており、かつてほどの旨味はありません。

ただし、SBI FXトレードとGMOクリック証券では130円と110円という、極めて高い数値が設定されています。
それに次ぐ上位のLIGHT FX(みんなのFX)・アイネット証券・ヒロセ通商(LION FX)の16円と比べても優位性は抜群です。

マイナススワップは全社平均で-33.2円と穏やかな数字で、SBI FXトレードとGMOクリック証券も-160円・-140円と、プラスに比べて大きくバランスを欠いているということはありません。

また通貨としての価格も6円台で推移しており、トルコリラ以上に少ない資金で取引できます。

南アフリカランド/円(ZAR/JPY)のスワップポイント

高金利通貨の一角を占める南アフリカランド/円の金利は、現在4.75%と、トルコリラやメキシコペソに比べてやや低くなっています。

もともと2017年6月の時点では7%あり、これは当時のトルコリラ8%・メキシコペソ7%と並び、まさに「高金利通貨トリオ」と言える数字でした。

しかしその後、トルコリラは24%という高金利に上昇し、メキシコペソにも小刻みな利上げで追い抜かれます。
金利の上げ下げはメキシコペソと似た推移を取り、2020年7月に3.5%の底を付けた後、2021年の11月から回復に移行。
2022年の1月・3月・5月にも利上げを行い、2022年7月現在の4.75%に至っています。

通貨の価格は2020年に5円台で最安値を付けたものの、その後は回復基調にあり、2022年7月には8円台で推移しています。

南アフリカはアフリカ諸国で唯一のG20への参加国であり、天然資源が豊富なため、経済的な安定性は一定の評価ができるでしょう。
ただし、南アフリカが発行する国債は「ジャンク債(投資不適格級)」とされているため、リスクの判断には慎重さも求められます。

南アフリカランド/円でのスワップは、下記の通りです(買いスワップでランキング)。

南アフリカランド/円
SBI FXトレード 100円 -130円
GMOクリック証券 90円 -120円
LINE FX 16円 -19円
LIGHT FX
(みんなのFX)
15円 -15円
アイネット証券 15円 -20円
ヒロセ通商
(LION FX)
15円 -27円
FXブロードネット 15円 -350円
インヴァスト証券
(トライオートFX)
13円 -23円
IG証券 11円 -15円
外為どっとコム 10円 -20円
外貨ex byGMO 10円 -30円
DMM FX 9円 -12円
FXプライム
byGMO
9円 -19円
松井証券FX 9円 -19円
楽天証券 7円 -10円
外為オンライン 5円 -25円
セントラル短資FX 4円 -10円
マネースクエア 2円 -14円
MATRIX TRADER
(JFX)
1.4円 -2.6円
HotForex 1円 -5円
マネーパートナーズ 1円 -25円
ironfx -0.2円 -2.5円
GEMFOREX -23円 -23円
全社平均 14.6円 -40.7円

プラススワップの全社平均値はトルコリラと同程度ですが、SBI FXトレード・GMOクリック証券では、100円と90円という高いスワップが得られます。
両者はメキシコペソ/円でも高水準を誇っているので、スワップ狙いならば妙味があるでしょう。

それに次ぐ上位のLINE FXは16円、LIGHT FX(みんなのFX)・アイネット証券・ヒロセ通商(LION FX)・FXブロードネットは15円の横並びとなっています。

また通貨としての価格は8円台となっているので、トルコリラやメキシコペソより少し資金が必要ですが、大きな差ではありません。

今後、5年前の金利である7%に近づいていけば、さらに期待ができるでしょう。

スワップポイント運用で稼ぐコツ

各社のスワップポイントには、通貨ペアごとに特性がありますが、どの業者を使うにしてもスワップポイントでの稼ぎ方に大きな違いはありません。
ここではスワップポイントで確実に利益を上げるためのコツを、いくつかお伝えいたします。

  1. 金利の高い通貨ペアを探す
  2. 高スワップなFX会社を探す
  3. 価格の下落を警戒し、逆手に取る
  4. サヤ取りで稼ぐ

金利の高い通貨ペアを探す

金利とスワップには大きな関連性があるので、まずはスワップに有利な通貨ペアを探すことが鉄則です。
一定の金利差がないと、FX業者も高いスワップは設定しません。
仮に何らかの理由で一時的にスワップが設定されても、いずれ下げられてしまうでしょう。

そして値動きと違い、金利は毎日変わるものではありませんが、いつまでも一定というわけではありません。
頻繁な場合は隔月、あるいは連続する月に金利の上げ下げが実施されることもあります。
情報が古いままだと、そうした変化に気が付かず、チャンスを見逃すこともあるでしょう。

高スワップなFX会社を探す

金利が一定であっても、スワップポイントは各社が毎日見直します。
相場の変動などから、短期間で大きな変化を見せることもあるため、各社のスワップポイントも定期的に確認すると良いでしょう。

ただし、全ての通貨ペアで最高のスワップポイントを提供するようなFX業者は存在しません。
そのため本気でスワップポイントに取り組む場合は、通貨ペアごとに異なる口座を利用するのが効果的です。

基本的に「寝て待つ」スワップポイントは長期投資と同じで、頻繁に取引を行うものではありません。
そのためスプレッドの幅や、多少の使い勝手の問題などは重視しなくて良いでしょう。
もちろん業者自体が信用できないのは論外ですから、公式サイトの情報量やサポートの対応、ネットの口コミなどで検証するのが前提です。

価格の下落を警戒し、逆手に取る

先ほど紹介した「トルコショック」のような大暴落への備えは必須です。
最悪、ロスカットに遭ってしまったら目も当てられません。

しかし大規模な暴落でなくても、ジワジワ・ダラダラと通貨の価格が切り下がって行く動きには、最大の警戒が必要です。
価格が下がってしまっては、いくらコツコツとスワップポイントを積み上げてみても、結局マイナスになってしまう可能性があります。

それを防ぐには、まず長期的に見て価格の下落が確実になったと判断したら、傷口を広げる前に撤退することです。
そうなる前に、そもそも下落傾向にある通貨は相手にしないというのも堅実な対処となるでしょう。

さらにそれを逆手に取って、価格の底値で買いポジションを立てられると、運用で大きく稼げます。
プラススワップを得る場合、超低金利が続く日本円では、事実上買いポジションの一択です。
価格変動の底値で拾えれば、後は上がっていくだけとなります。
為替差益で含み益を増やし、プラススワップでも金利収入が得られるという、最高のパターンです。

しかしそのためには、必須ではないとは言え、テクニカル分析の素養も必要となります。
今が底値圏になるのかどうか、明確に判断ができないからです。
最低限の知識や実践はあった方が良いでしょう。

サヤ取りで稼ぐ

リスクを相殺し、どんな相場になってもしぶとく利益を稼げる方法、それが「サヤ取り」です。

サヤ取りでは、異なるFX業者の口座を利用し、相場がどちらに動いても安定した利益を得ることを目的とします。
口座の組み合わせは、同じ通貨ペアでも「プラススワップが大きな業者」と「マイナススワップが小さな業者」を利用します。

例えば「米ドル/円」で「買いのプラススワップが50円の業者」と「売りのマイナススワップ-20円の業者」の双方でポジションを立てます。
すると、毎日50円-20円で、30円の利益が確保できます。

これだけですと「何が良いの?」「プラススワップだけの50円より逆に損しているのでは?」と思えるでしょう。
ポイントは「価格変動のリスク」をなくすことです。

「買いのプラススワップ」のポジションだけでは、ドルが暴落した場合、スワップなど軽く帳消しにする大きな含み損を出してしまいます。
もしかすると、二度と元の価格に戻って来ることは無いかもしれません。

しかし同時に「売りのマイナススワップ」のポジションを持っていれば、買いポジションの損失と同額の含み益が出ていますから、損益は相殺されます。
そして常にスワップ差額の30円が入ってくると言うわけです。

サヤ取りの問題点は、暴落や急騰で反対ポジションの口座がロスカットされてしまうことです。
これは過去の値動きを研究し、確実にロスカットされない水準で資金管理をすることで解決できます。
また2つの口座のレバレッジを揃えることも必要です。

そしてもう1つ、毎日変わるスワップポイントも確認しなければなりません。
いつの間にか、プラススワップの金額が小さくなりマイナススワップの金額が大きくなると、毎日お金が減ってしまうという最悪の事態もあり得ます。

またFX業者によっては、こうした取引を禁止している場合もあるので、利用規約を確認しなくてはなりません。

スワップポイント運用時の注意点

スワップポイントは有名な投資方法ですが、実のところ、それほど活用している人は見かけません。
それは運用時に注意しなくてはならない点が少なくないからです。
ここではスワップポイントで利益を獲得する上での注意点を解説します。

  1. ファンダメンタルズ分析を軽視しない
  2. 特定の通貨ペアに資金を集中させない
  3. スワップは翌日に持ち越さないと発生しない
  4. レバレッジを低くし、証拠金率も確認する
  5. スワップポイントの変動を確認する

ファンダメンタルズ分析を軽視しない

長期保有が基本のスワップポイントでは、売買で収益を積み上げる為替差益と異なり、チャート分析の必要性は高くはありません。
しかし、通貨の価格に大きなダメージを与えるような情報には、一定の敏感さを持った方が良いでしょう。

それらは一般的にファンダメンタルズ分析と呼ばれるもので、経済統計の発表や要人の発言、国際情勢の変化や事故・災害などが含まれます。

例えば先ほど紹介した「トルコショック」は、トルコとアメリカの外交的な衝突が原因となっています。
現地では相場や金利に影響を与えるような大きな事件でしたが、日本の新聞やテレビでは、まず取り上げられることはないでしょう。
日本の一般的な国民が受ける影響は殆どないからです。

このような情報を得るには、専用のニュースサイトや、FX業者が発信する警告などに目を通す必要があります。

特定の通貨ペアに資金を集中させない

投資をする上で、資金を複数の方法で運用することはリスク分散の上で重要です。
スワップポイントに限ったことではありませんが、全ての資金をまとめて投入するのは危険なのでやめましょう。

特に高金利通貨の場合、通貨そのものが暴落する危険性を持つため、リスク管理が欠かせません。
短期的な取引とは異なり、いつでもチャートに貼り付いているわけではないので、急激な相場変化に対応できないからです。

また異なる通貨に分散すれば良いというだけでもありません。
新型コロナやリーマンショックなど、全世界で同時多発的な危機が起きることもあります。
そうした場合、多くの通貨が同時安になってしまう危険があるため、スワップポイントへの投資自体を一定の枠内に抑える方が賢明です。

リスクを感じたら一旦ドルに避難させたり、取引口座から出金して様子を見ても良いでしょう。

スワップは翌日に持ち越さないと発生しない

それほど大きな問題ではありませんが、スワップがいつ付与されるかも理解しておきましょう。

スワップは取引でポジションを立てた時にすぐ付与されるわけではありません。
そのまま保有を続けて、業者の営業日をまたぐタイミングで口座に反映されます。
そのため、その前にポジションを解消してしまうとプラススワップも得られないので注意しましょう。

一方、マイナススワップのポジションであっても、その日のうちに解消すれば残高から引かれることはありません。
為替差益でも利益を狙う場合、この点を考慮しておくと、長期的な成績が多少なりとも好転するでしょう。

なお土日が挟まる場合は、3日分のスワップポイントがまとめて反映されます。
そのタイミングは業者によって異なり、月曜日に3日分が反映されることもあれば、水曜日などに反映されることもあるので確認しましょう。

レバレッジを低くし、証拠金率も確認する

スワップポイントで最も避けなくてはならないのが「ロスカット」です。
では、ロスカットを招く最大の要因は何でしょうか?
それは、高すぎるレバレッジです。

レバレッジは為替差益、特に短期取引では有効に働きます。
しかし値幅が大きく動くことを前提にする長期投資では、注意して利用しないと、容易にロスカットを招いてしまうのです。

通貨ペアの値動きの特性にもよりますが、一般的に安全とされる目安は10倍前後でしょう。
よりリスクを下げるのであれば、数倍、あるいは2倍程度にまで落とすことも考えられます。

レバレッジを下げると、同じ資金で得られるスワップも減ってしまうのは難点です。
しかし仮にロスカットをされなくても、レバレッジが高いほど、下落による損失が大きくなります。
なるべく低くしておく方が安心でしょう。

またロスカットを防ぐには、口座の残高を元にした証拠金率(必要証拠金)を一定に保つことも重要です。
この水準が厳しくなったら、資金を増やすか、ポジションを解消するかを検討しないといけません。

証拠金率をチェックするのに、さほどの大した手間はいりません。
スワップポイントの増減も含め、定期的に確認するようにしてください。

スワップポイントの変動を確認する

スワップポイントは毎日、各業者が独自の基準で改定します。

数値の変動は業者や通貨ペアによっても一様ではありません。
一定の期間同じ数字で推移し、時おり変わることもあれば、毎日小刻みに変わることもあります。
また、昨日まで高かった数字が、次の日には半分になってしまうこともあるのです。

その傾向も把握しながら、定期的にスワップポイントを確認しましょう。
特に他社より著しく高い金額のプラススワップが付いている場合、その金額が引き下がってしまうと、他社に対する優位性がなくなってしまいます。

その傾向を確認するには、過去のスワップポイントを調べてみるのがおすすめです。
先月や先々月まで遡り、その通貨ペアのスワップがどうなっているのか、見てみましょう。
多くのFX業者では過去のスワップポイントを公開しており、推移を確認することができます。

スワップポイント運用のよくある質問

最後に、スワップポイントの運用に関する質問をいくつか紹介します。

スワップポイントを簡単に説明してください

スワップポイントは、保有している通貨ペアにおける、双方の通貨の金利差で発生します。
安い金利の通貨で高い金利の通貨を買うと、その金利の差が利益になり、ポジション量に合わせて残高に支払いがあるという仕組みです。
逆の場合は、金利差がマイナスになるので、残高から引かれてしまいます。

スワップポイントはいつ発生しますか?

FX業者の営業日をまたぐタイミングで保有していたポジションがスワップポイントの対象です。
1日に1回、お金の受け取りや支払いが発生します。
トレーダー側で必要な処理はありません。
土日などで営業がない場合、翌週に3日分などがまとめて処理されますが、その曜日は業者によって異なります。

スワップポイントはなぜ毎日変わるのですか?

スワップポイントの大元は通貨ごとに決められている政策金利ですが、実際には毎日変わる、短期金利市場の動向に左右されます。
そのため各社とも、日々、スワップポイントの見直しが図られるのです。
ただし実際のスワップ額は各FX業者が独自に決めています。

1円未満のスワップの扱いは?

小さいポジションサイズで運用している場合、1円未満のスワップポイントが発生することがあります。
その場合の対応は、業者によって異なります。

  • 1円未満の発生は当日中に切り捨て処理する
  • 1円未満の発生でも次の日以降に繰越して蓄積する

また決済時の1円未満の処理についても、次のような違いがあります。

  • 受取も支払いも切り捨て処理する
  • 受け取りは切り捨てるが、支払いは切り上げる

スワップポイントで月に10万円を稼ぐには?

プラスのスワップは毎日付与されるので、1日に3,334円以上の利益があれば、30日で10万円を突破することになります。

例えば、非常に安定している米ドル/円の場合、平均的な業者でプラススワップは50円〜60円です。
スワップの基本単位は1万通貨ですから、60万通貨あれば、おおよそ3,334円をクリアすることになります。レバレッジ25倍であれば、2022年7月時点のレートで、約330万円の資金が必要です。

一方、安い資金で済む高金利通貨の場合はどうでしょうか?
各通貨とも、中位以上の業者であれば15〜16円ほどのプラススワップが付いています。
それぞれ300万通貨を少し超える程度のポジションを持っていれば、月に10万円です。

例えば比較的安定性のあるメキシコペソ/円であれば、2022年7月時点のレートで、約2,000万円。
レバレッジ25倍なら、80万円の資金で済むことになります。

スワップポイントで生活できますか?

月に10万円が稼げるなら、そのままスワップポイントだけで生活することも可能でしょうか?
確かに先ほどのメキシコペソ/円ならば、400万の資金があれば月50万円の利益となります。

しかし実際にはペソの金利の引き下げ、あるいは円の金利上昇などで、スワップポイントが小さくなる可能性もあります。
また通貨の下落による損失リスクも見逃せません。

またレバレッジ25倍はかなり危険な水準であるため、現実的には4,000万程度の資金が安全とみなされるでしょう。
このように、スワップポイントで生活しようとするのは、あまりに危険と言えるでしょう。

ポジションを決済しなくてもスワップポイントは出金できますか?

スワップポイントの出金に関する規定は業者によって異なります。
ポジションが未決済でも引き出せる業者であれば、スワップで得られた収益の分だけ出金することも可能です。

国内FX業者と海外FX業者とでスワップポイントに違いはありますか?

特に違いはありません。
海外FX業者の方が高いレバレッジが可能ですが、スワップポイント狙いの場合は国内上限の25倍でも高いくらいですから、特に優位性はないでしょう。

通貨ペアについては、国内業者では扱っていない通貨ペアを扱えますが、円が関わる通貨ペアは少ない傾向があります。

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