MT4とMT5どちらを使うべき?違いを徹底比較

更新日
2023年2月4日
作成日
2022年1月19日

FXで取引をするには、チャートの表示や注文を行うための取引プラットフォームがなくてはなりません。
中でも有名なのが、世界的に使われているMT4MT5でしょう。

しかし日本のFX会社では、まだ対応が進んでいないのが現状です。
そのため実際に使ったことがなく、違いもよく分からない方が多いのではないでしょうか。

そこでこの記事ではMT4とMT5に関して、機能や使い勝手を比較し、どちらを使ったら良いのかなども詳しくご説明いたします。
おすすめの海外FX業者も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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MT4・MT5とは

MT4MT5は、正しくは「MetaTrader4」「MetaTrader5」と言い、ロシアのMeta Quotes Software社が開発した高機能のプラットフォームです。
MT5はMT4の後継に当たり、ともに無料で広く公開されているので、対応している取引所であれば、業者を問わず利用ができます。

自社でプラットフォームを開発するコストが不要となるため、海外のFX業者ではMT4MT5を導入しているのが一般的です。
またMT4とMT5の双方に対応し、トレーダー側が自由に選べるようにしている業者もあります。
そのため、自分にとってどちらが良いのかを見極める必要が出てくるのです。

MT4とは

MT4MT5の前身に当たり、2005年にリリースされるや否や、世界的に普及が進んだ取引プラットフォームです。
優れた機能性と操作性を持ち、しかも無料で使えたことから、一気に事実上の標準ツールとなりました。

さらに第三者が開発したインジケーターや自動取引プログラムなどを後から追加でき、高度な分析や取引が可能となっているのも特徴です。

MT4が発表されたのは2005年ですから、2023年の時点で言えば、すでに18年の歴史を持っていることになります。
その間、非常に多くのインジケーターや自動取引プログラムが、個人の開発者やIT系の企業によって公開されてきました。

それらは一大資産となってMT4の存在価値を支えており、モデルとしては古くなっても、未だに多くのトレーダーがMT4を愛用している理由になっています。
まさに歴史に名を刻む取引プラットフォームと言えるでしょう。

MT5とは

MT5は、MT4を開発したMeta Quotes Software社が、その後継モデルとして開発した取引プラットフォームです。

MT4に遅れること5年、2010年にはリリースされており、先行するMT4に比べて多くの機能強化が図られています。
2023年の時点で公開から13年が経過しましたが、現在でもMeta Quotes Software社が提供している最新ツールです。

MT5はFXだけではなく、株価指数や貴金属、エネルギーや仮想通貨など非常に多くの商品を取り扱うことができます。
また、リリースされた後も度重なるアップデートにより、常に機能やセキュリティが強化されているのも特徴です。

そのため、MT5は引き続き重要な取引プラットフォームとして、これからも世界の中で標準ツールの座に君臨し続けると言って良いでしょう。

ただし注意が必要なのは、MT4とMT5の間には互換性がないことです
MT4のために作られた大量のインジケーターや自動取引プログラムは、そのままの形ではMT5に継承することができません。
そのような部分では、MT4に及ばない面も出てきてしまうのです。

MT4とMT5の違い

では、さっそく、MT4とMT5がどのように違うか見ていきましょう。

基本的な見た目や使い勝手に関しては、どちらもほぼ同様の仕上がりとなっています。
例えば、チャートで表示できるタイプは、それぞれ「ローソク足」「バー」「ライン」という3種類で変わりません。

またチャートや気配値表示など、ウィンドウ内のデザインやレイアウトも踏襲されています。
そのためMT4を使っているトレーダーであれば、MT5への移行に関して障害となるような点は少なく、比較的簡単に利用が開始できるでしょう。

MT4とMT5が異なるのは、やはり個々の機能に関する内容です。

MT4とMT5の比較表

まず最初に、両者の違いを一覧表にまとめたので、下記をご覧ください。


MT4MT5
リリース2005年2010年
開発状況終了継続中
動作スピードMT5より遅いMT4より速い
メモリ使用量MT5より少ないMT4より多い
チャートタイプ3種類3種類
時間足9種類21種類
注文方法成行・ストップ・
リミットのみ
ストップリミット
を追加
部分約定不可可能
気配値ウィンドウ通貨ペアと
ティックチャートのみ
詳細やプライスボード
を追加
通貨ペアリスト見にくいMT4から
改善されている
描画ツール
(描画オブジェクト)
31種類44種類
標準搭載の
インジケーター
30種類38種類
プログラム言語MQL4MQL5
カスタムインジケーター多い増えつつある
EA(自動売買)の数多い増えつつある
表示される情報量多いMT4より多い
指標カレンダー
スマホアプリ一画面のみ二画面表示
(Androidのみ)
アップデートの頻度ほぼ無い
(2022年は0回)
頻繁にある
(2022年は15回)
対応海外業者ほぼ全ての
海外FX業者
大手海外FX業者を
中心に増加中

各項目を見ると、概ねMT5が優位となっていますが、中にはMT4の優位性が残っている項目もあります。
ただ全般的には、やはり後発のMT5が上回っていると言えるでしょう。

動作スピード

同じマシンスペックであれば、MT5の方がMT4より高速な反応を見せます。

通常ソフトウェアは、バージョンアップを繰り返すほど新しい機能や負荷のかかる処理が増えるため、動作も遅くなりがちです。
しかしMT5に関しては、抜本的なプログラムの見直しが図られたことにより、MT4より高速で動きます。
具体的にはメモリを有効に使うことで、反応速度を高速化させているのです。

MT4を使っていると、時に動作速度が遅くなってしまうことがあるので、肝心な時にチャンスを逃してしまうことも考えられます。
特に、複数の銘柄を表示させて同時に取引を行っていると、反応速度が遅くなりがちです。
実際の取引では、複数の銘柄を同時に扱う事は珍しくないため、これは問題になってしまうでしょう。

また、MT5は64ビットのプログラムとして動作します。
それに比べてMT4は32ビットプログラムであり、単純に言えば2倍のスピードで動作するということです。

ハイスペックのパソコンは不要

かつてMT5は、ハイスペックのパソコンを使わないと十分な性能が発揮できないという意見もありました。
しかし現在ではMT5が開発された当時に比べ、パソコンの基礎的な性能やパーツの品質が大幅にアップしています。
ここ最近で販売されているパソコンであれば、仮に低いレベルのスペックであっても、MT5を利用するのには十分です。

例えば、ソフトウェアを使う時、必要なメモリ容量が足りないと操作に影響を与えてしまいます。
実際には必要なメモリは、MT4では多くても100MB程度、MT5では200MBもあれば十分です。

MT5を複数起動すると必要なメモリも増えますが、仮に4つ5つ同時に起動したとしても、メモリは1GBもあれば足りることになります。
現在のパソコンでは、最低でもメモリは4GB、一般的には8GB〜12GB程度が搭載されていますから、全く問題ありません。

メモリが高価だった時代は、MT4のようにメモリの消費量を抑えたソフトウェアにも優位性がありました。
しかし今ではメモリが十分安くなったため、メモリを積極的に使うという設計思想で開発されたMT5の方がメリットが大きいのです。

MT4やMT5はアプリ版もリリースされていますが、そちらについても同様です。
パソコン同様、スマートフォンも年々性能が向上しています。

特に記憶容量やメモリ容量に関しては、必要にして十分なものが搭載されていると言えるでしょう。
ここ数年で販売されている機種であれば、問題なく使えます。

回線は早いものを使おう

また、ネット環境も昔に比べると非常に高速化しています。
回線が遅ければ、多少の動作の遅さがあってもそこで吸収され、実際の取引ではそれほど気にならないこともあるでしょう。

しかし回線が速くなった現在では、パソコンの動作が少しでも遅いと、ダイレクトに取引にストレスを感じてしまいます。
動作スピードが早いと、約定で滑りにくくなるのも重要です。
わずかな時間での価格差が重要となるスキャルピングトレードでも、高速な動作スピードは欠かせないでしょう。

オンライン取引においては、MT4かMT5かで悩む前に、早い回線を用意することが前提となります。

時間足

次に時間足について、見ていきましょう。

MT4やMT5のチャートでは、複数の時間足を切り替えて表示することが可能です。
その種類が、MT5では大きく増えています。

MT4では9種類しか表示できませんが、MT5ではそれよりも12種類も多い、21種類もの時間足が表示できるのです。
具体的に、どのような時間足が表示できるかは、下記のリストを見てください。


MT4MT5
種類9種類21種類
分足1分足、5分足、15分足、30分足1分足、2分足、3分足、4分足、
5分足、6分足、10分足、12分足、
15分足、20分足、30分足
時間足1時間足、4時間足1時間足、2時間足、3時間足、4時間足、
6時間足、8時間、12時間足
その他日足、週足、月足日足、週足、月足

時間足が増えるほど、より細かくチャートを分析できるため、売買のタイミングをより正確に掴めます。
例えばMT4では1分足の次が5分足です。
しかしMT5では、その間の時間についても、2分・3分・4分という細かい単位で見られます。

1分足と5分足とでは、掴める値動きの状態が大きく変わってしまいますが、その間を細かく見ることにより、分析のクオリティが上がるというわけです。

注文機能

注文機能に関しては、MT4とMT5ではほぼ同等と言えますが、1つ違いがあります。
それはMT5では、ストップリミット注文が使えるということです。


MT4MT5
成行注文
Buy Limit
Sell Limit
Buy Stop
Sell Stop
Buy Stop Limit
Sell Stop Limit

ストップリミット注文はイフダン注文の一種で、価格が設定してあるリミット価格に達した時、指値注文を出すものです。
これにより、柔軟な逆指値注文ができるようになりました。

ストップリミット注文はポジションの持ち方によって、「Buy Stop Limit」と「Sell Stop Limit」の2種類があります。
Buy Stop Limitは、「買い」のストップリミット注文です。
相場が上昇する中で、一時的な逆行を捉える「押し目買い」をしたい時に使えます。

一方、Sell Stop Limitは、「売り」のストップリミット注文です。
下落していく中で「戻り売り」を狙いたい時に使えます。

またMT5では、約定する際にポジションの一部のみを対象とする部分約定が可能ですが、MT4ではこの機能は扱えません。

気配値ウインドウの強化

MT5では、気配値ウインドウに関しての表示が強化されています。
具体的には、MT4には「銘柄(通貨ペアリスト)」と「ティックチャート」の2つしかありません。
MT5ではこれに加えて、「詳細」と「プライスボード」とのタブが追加されています。

詳細タブでは、選択している通貨の「当日の買値の高値と安値」「当日の売値の高値と安値」などが表示されます。

プライスボードタブでは、登録してある銘柄ペアのプライスボードが一覧で表示されます。
複数の銘柄のレートがまとめて確認でき、そこから注文を行うこともできます。

プライスボードはチャートの上に小さく表示させることもできますが、まとめて一気に見られることで、使い勝手がとても良くなっています。
この機能は、国内のFX業者が提供する取引所ではどこでも搭載されているものです。
そのためこれまで国内の業者を使っていた人でも、それほど違和感を感じることなく、MT5を使えるでしょう。

通貨ペアリストの操作性

表示面では、通貨ペアリストに関しても操作性や視認性の改善が図られています。

MT4では、すべての通貨ペアが1つのツリーの中にフォルダ分けされているため、目的のペアを探しにくいという問題がありました。
また表示/非表示の切り替えも、1つずつやるしかありませんでした。

さらに詳細な条件を確認するには、通貨ペアごとにウインドウを開かなくてはならず、操作性が良いとは言えなかったのです。

MT5では、これらの問題の改善が図られています。
1つのウインドウの中に通貨ペアの一覧や、それらの詳細情報が一覧で表示されるようになりました。

また検索ボックスが追加されたため、お目当ての通貨ペアを探して追加するのも簡単になっています。
特に、多くの通貨ペアを用意している海外の取引所などでは有効となるでしょう。

なお、MT5ではFXだけではなく、株式や商品の取り扱いもできるようになったため、名称が「通貨ペアリスト」から「銘柄リスト」に変わっています。

描画ツールの種類

取引プラットフォームでは、チャートの上に直線や曲線など、様々な描画をすることができます。
水平線トレンドラインなどは、分析をする上で欠かせません。

MT4やMT5ではこうした描画機能を「オブジェクトツール」と言いますが、こちらに関しても、MT5では増強が図られました。


MT4MT5
垂直線
水平線
トレンドライン
アングルトレンド
(角度によるトレンドライン)
サイクルライン
矢印線
平行チャネル
標準偏差チャンネル
回帰チャンネル
アンドリューピッチフォーク
ギャンライン
ギャンファン
ギャングリッド

MT4MT5
フィボナッチリトレースメント
フィボナッチタイムゾーン
フィボナッチファン
フィボナッチアーク
フィボナッチチャンネル
フィボナッチエクスパンション
エリオット推進波
エリオット修正波
長方形
三角形
楕円形
サムズアップ
サムズダウン
上向き矢印
下向き矢印

MT4MT5
ストップサイン
チェックサイン
左プライスラベル
(価格を左に表示)
右プライスラベル
(価格を右に表示)
買いサイン
売りサイン
矢印
テキスト
ラベル
(テキストラベル)
ボタン
チャート
ビットマップ
ビットマップレベル
編集
イベント
長方形ラベル

具体的には「エリオット波動」「矢印」、さらに「買いサイン」「売りサイン」など、描画できるタイプが増えています。

エリオット波動は、相場がどちらに向かうかを予測する有名な手法です。
MT4ではインジケーターを使って表示できましたが、MT5ではこれをオブジェクトの挿入で描けるようになりました。

標準搭載のインジケーター

チャートを分析する際には、インジケーターの利用も欠かせません。

MT4もMT5も、テクニカル分析に使えるインジケーターが標準で装備されています。
主だったインジケーターである、移動平均線RSIなどは、どちらも利用することができます。

しかし標準搭載されているインジケーターの数では、MT5の方が多くなっています。


MT4MT5
Adaptive Moving Average:
適応型移動平均線
Average Directional Movement Index(ADX):
平均方向性指数
Average Directional Movement Index Wilder:
ワイルダーの平均方向性指数
Bollinger Bands:
ボリンジャーバンド
Double Exponential Moving Average:
ダブル指数移動平均線
Envelopes:エンベロープ
Fractal Adaptive Moving Average:
フラクタル適応型移動平均線
Ichimoku Kino Hyo:一目均衡表
Moving Average:移動平均線
Parabolic SAR:パラボリック
Standard Deviation:標準偏差
Triple Exponential Moving Average(TEMA):
3重指数移動平均線
Variable Index Dynamic Average:
可変インデックス動的平均線

MT4MT5
Average True Range(ATR):
アベレージ・トゥルー・レンジ
Bears Power:ベアーズ・パワー
Bulls Power:ブルズ・パワー
Chaikin Oscillator:
チャイキンオシレーター
Commodity Channel Index
商品チャネル指数
DeMarker:デマーカー
Force Index:勢力指数
MACD:マックディ
Momentum:モメンタム
Moving Average of Oscillator:
移動平均オシレーター
Relative Strength Index(RSI):
相対力指数
Relative Vigor Index(RVI):
相対活力指数

Stochastic Oscillator:
ストキャスティックス
Triple Exponential Average(TRIX):
3重指数移動平均
Williams’ Percent Range:
ウィリアムズパーセントレンジ

MT4MT5
Accumulation/Distribution:
蓄積/配信
Money Flow Index:
マネー・フローインデックス
On Balance Volume:
オン・バランス・ボリューム
Volume:ボリューム
Accelerator Oscillator:
アクセレレーターオシレーター
Alligator:アリゲーター
Awesome Oscillator:
オーサムオシレーター
Fractals:フラクタル
Gator Oscillator:
ゲーターオシレーター
Market Facilitation Index:
マーケットファシリテーションインデックス

具体的にはMT4では30種類ですが、MT5では38種類と、より多くのインジケーターが使えるようになっているのです。
そのためより幅広くチャート分析をすることができます。

プログラミング言語

注意しなくてはならないのは、MT4とMT5の間には互換性がないことです。

MetaTraderでは「MQL」という専用のプログラム言語が使われていますが、MT4ではMQL4、MT5ではMQL5と別々の種類となっています。

そのためMT4のために開発された様々な機能やツールは、そのままではMT5に移行することができません。
これにより、カスタムインジケーターや自動売買プログラムにおいて、下記のような問題が出てくるのです。

カスタムインジケーター

MT4やMT5では、標準搭載されているインジケーターに加え、第三者が作ったカスタムインジケーターを後から追加することができます。

カスタムインジケーターは世界中の開発者の手によって、多種多様な種類が提供されてきました。
その総数は、MT5よりもMT4の方が多くなっています。

理由としては、MT4の方がより古くから使われているため、単純に開発のために使える時間が長かったということがあるでしょう。

また上述の通り、MT4で開発したものは、そのままMT5では使えません。
異なるプログラム言語で書き直す必要があるからです。

さらにMT4で使われているプログラム言語であるMQL4に比べ、MT5で使われているMQL5の方が、開発の難易度が上がっています。
その結果、多くのカスタムインジケーターがMT4のまま開発が止まってしまい、MT4にはあるがMT5にはないと言う状態になってしまいました。

ただ、MT5も開発されてから時間が経ってきているため、徐々にMT4からMT5への移植は増えています。
また、新たにMT5用に開発されたカスタムインジケーターも、年々増えてきています。
そのためMT4の優位性は、次第に弱くなっていくでしょう。

また、そもそもMT4で人気がなかったり信用性が低いとされてきたものは、MT5に移植される可能性が低くなります。
そのためMT5で使えるカスタムインジケーターは、相対的に信用できる確率が大きくなっているとも言えるでしょう。

実際、2023年1月時点でMeta Quotes Software社から公式に配布されているカスタムインジケーターは、2,390種類です。
一方、MT5では2,605種類と、既に逆転されています。

公式サイトに登録されていないものを含めると、未だにMT4の方が多いかもしれません。
しかしサポートやアップデートの強度を考えると、今後はMT5にシフトしていくことは避けられないでしょう。

自動売買プログラム(EA)

MT4やMT5では「ExpertAdviser(EA)」と呼ばれる、自動売買プログラムを利用することができます。

EAは人手で注文を行うのではなく、予め設定した条件をもとに、自動で売買してくれるプログラムのことです。
サーバーにEAを置いて稼働させておけば、24時間365日自動で売買してくれるため、大きく手間が省けます。

このEAもインジケーターと同様、MT4とMT5との間で互換性はありません
またMT4の方が使える数が多いというのも、同じくです。
そのため自動売買を行いたいのであれば、MT4の方が有利となるでしょう。

2023年1月時点では、Meta Quotes Software社から公式に配布されているEAは、MT4用のものが1,092種類です。
一方、MT5では1,359種類と、こちらも既に逆転しています。

表示される情報量

画面に表示させられる情報量については、MT5の方がより多くの情報を見ることができます。

先ほど気配値ウィンドウの項目では、プライスボードや詳細タブが追加された事をご紹介しました。
同様に、例えばツールボックスでは、各種の指標が発表されるカレンダーの表示が追加されています。

経済指標などの発表が相場に影響を与えることはよくあることです。
これらはファンダメンタルズ分析と言われます。

チャートはテクニカル分析を行うために利用されますが、同じ画面の中でファンダメンタルズ分析に関わる情報にも触れられるということです。
これもMT5の特徴でしょう。

スマホアプリ(iPhoneとAndroid)

MT4・MT5とも、スマホのアプリがリリースされています。
スマホを使えば、移動中など時間や場所にとらわれずいつでもトレードできるため、使い勝手が大きく向上します。

ただしいずれもスマホ版では、パソコンに比べ機能が制限されています。
搭載されているインジケータの種類が少なく、カスタムインジケータや自動売買にも対応していません。

とは言え、スマホアプリに関しては、パソコン版に比べれば両者の違いは少なくなっています。
大きな違いとしては、MT5のAndroid版では、2つのチャートを同時に表示できることが挙げられるでしょう。
ただし現在では、iOS版のMT4のスマホアプリはAppStoreからダウンロードできなくなっています。

アップデート

MT4やMT5を開発しているMetaQuotes  Software社では、MT4の開発終了を公式にアナウンスしています。
そのため、現在ではMT4は基本的にアップデートが行われていません。

それに対しMT5では年数回のアップデートが頻繁に行われています。
そのため常に最新の状態で使うことができ、セキュリティー的な心配もなくなっています。
さらに新しい機能が追加される可能性もあるでしょう。

実際に2022年は年間で実に15回ものアップデートが実施されました。

  • 2022年1月28日
  • 2022年2月11日
  • 2022年4月15日
  • 2022年4月21日
  • 2022年4月29日
  • 2022年5月20日
  • 2022年6月2日
  • 2022年8月4日
  • 2022年9月17日
  • 2022年11月4日
  • 2022年11月11日
  • 2022年11月18日
  • 2022年11月25日
  • 2022年12月9日
  • 2022年12月16日

しかしMT4は1回もアップデートが実施されていません。
なお、現在でも公式サイトからはMT4をダウンロードすることは可能です。

対応している業者の数

歴史が長いMT4は、ほとんどの海外FX会社で対応が済んでいます。

それに対し、後からリリースされたMT5は普及が遅れていました。
これはインジケーターや自動売買の互換性がないため、MT4を使っているトレーダーが乗り換えに踏み切らないという原因もあるでしょう。

しかし最近になって、対応している業者が大幅に増えてきました。
これはMT4の開発終了がアナウンスされ、それと同時にアップデートもほぼ停止されたことから、機能面やセキュリティー面での問題が生じていることが挙げられます。

長期的視点に立てば、いずれはMT5に対応する業者の数も追いつくことでしょう。

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結論MT4とMT5どちらを使うべき?

では、実際のところ、MT4とMT5のどちらを使えば良いのでしょうか?
それぞれメリットやデメリットがあるため、一口にどちらが良いとは、すぐには言い切れません。

そこでここでは、利用する人のタイプを元に、どのような人がどちらを使うべきかを見ていきましょう。

  • 初心者向きなのは?
  • 手動で裁量トレードするならMT5
  • 自動売買や特定のカスタムインジケーターを使うならMT4
  • より多くの銘柄で取引したい人はMT5

初心者向きなのは?

まったくの初心者で、どちらも使ったことがないという人の場合は、MT5を使う方が良いでしょう。

MT4は既に開発が終わっているため、今から使い始めても大きなメリットはありません。
それよりも定期的にメンテナンスがされ、新機能の追加も考えられるMT5を使った方が、将来への発展性があると言えるからです。
動作するスピードや見やすさ等の面でもMT4を上回っており、使い勝手も問題ありません。

カスタムインジケータなどではMT4に一歩及びませんが、初心者であればそこまで手を伸ばす前にやるべきことも多いでしょう。

手動で裁量トレードするならMT5

自分でちゃんと分析し、手動でトレードした人の場合はMT5を使うと良いでしょう。

MT5は動作するスピードが早いため、スキャルピングなど、その場で取引を繰り返す手法に向いています。
また標準装備されているインジケーターは必要にして十分ですから、一般的な使い方なら特に問題が出ることもありません。
時間足や描画ツールの種類も豊富です。
経済指標もプラットフォーム上で確認できるのでリアルタイムの判断に向いています。

自動売買などにこだわりがなければ、敢えてMT4を使う必要性は高くはありません。

自動売買や特定のカスタムインジケーターを使うならMT4

手動での取引ではなく、自動で売買を行いたい人は、MT4を使う方がメリットがあるといえます。
歴史が長い分、自動売買のプログラムの種類が豊富だからです。

また、多くのカスタムインジケーターを使うことができるのもメリットです。
ただしそれを見て手動で取引すると言うよりは、インジケーターを生かして自動売買で使う方が、より良い方法かもしれません。

より多くの銘柄で取引したい人はMT5

MT5では、MT4では扱っていない、株式や仮想通貨なども取引することができます。
仮想通貨は今後ますます定着していく可能性がありますし、手軽に株式を扱えるのも魅力でしょう。

通貨と株式は異なる値動きをすることも多いので、同じ口座で運用することでリスクを相殺できる可能性もあります。
MT5を積極的に導入している海外FX業者では、高いレバレッジを利用できるのもメリットです。

MT4・MT5を利用できる海外FX業者のおすすめGEMFOREX

このように、MT4とMT5のどちらが良いかは、人によって異なります。
場合によっては、目的に応じて使い分けることもあるでしょう。

そのため取引所を決める場合、この両方が使える取引所を探すのがおすすめです。

ただしMT5に対応しているのは、殆どが海外の取引所になります。
ましてMT4も使えるという条件となると、事実上、海外の取引所しか候補がありません。

その中でも特におすすめできるのが、GEMFOREXです。
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さらにサポートは日本語に対応しており、公式サイトも日本語版が提供されているなど、初心者の方でも安心です。
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