海外FXレバレッジ比較!計算方法や最大レバレッジが魅力のおすすめ口座
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海外FXのメリットと言えば、国内業者では不可能な高いレバレッジで取引できることでしょう。
25倍に規制されている国内と違い、数百〜数千倍のハイレバレッジを提供している業者が沢山あります。
海外業者を選択する際も、レバレッジの大きさは重要なポイントです。
そこでこの記事では、海外FX業者の最大レバレッジをテーマに、初心者でもおすすめの業者や口座をご紹介します。
またハイレバレッジ取引のメリットやデメリット、海外FXのレバレッジに関するよくある質問などにも答えているので、海外FX業者選びの参考にしてください。
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レバレッジとは?計算方法や国内との違い
そもそもレバレッジは「てこの原理」を指しており、物理的に小さな力で大きな質量を動かすことを意味します。
つまり、小さな資金で大きな取引を動かせるのが、FXで言うところのレバレッジとなるわけです。
例えばレバレッジ10倍なら、1万円で10万円分の取引ができるようになります。
自分が入れた資金以上の金額を使えるので、トレーダーにとっては非常に有り難いサービスと言えるでしょう。
レバレッジが高いほど規模を大きくすることができ、収益を得るチャンスが広がります。
ただしその分、相場が逆に向かうと損失額も大きくなってしまうので、使いこなす技量が必要です。
レバレッジの計算式
実際の取引をする中で、どの程度のレバレッジになっているかは、その時々の状況で異なります。
FX業者が公表している「レバレッジ倍率」はあくまで上限となる最大値であり、実際にどこまで使っているかは別問題だからです。
実際のレバレッジは、下記の計算式で求められます。
- レバレッジ=(現在の価格 × 取引数量) ÷ 口座に入れた証拠金
例えば、下記のような場合で考えてみましょう。
- 1ドル=100円
- 取引数量=100,000ドル
- 証拠金=100万円
これを計算式に入れると、次のようになります。
- (100円 × 100,000) ÷ 100万円=10
つまりレバレッジは10倍ということです。
しかし、もし同じ条件で口座に入れた証拠金が10万円だったらどうでしょうか?
- (100円 × 100,000) ÷ 10万円=100
このようになり、レバレッジは100倍に上昇します。
このように、レバレッジが大きいほど、必要となる証拠金は少なくて良いことになるのです。
レバレッジとハイレバレッジの違いは?
国際的に明確な定義があるわけではありませんが、国内では同じレバレッジでも慣用的に「レバレッジ」と「ハイレバレッジ」という、2つの呼び方があります。
多くの場合、単に「レバレッジ」と呼ぶのは、国内業者の上限となっている25倍以下の数値に対してです。
その一方、海外のFX業者が提供する数百倍から数千倍のレバレッジのことを「ハイレバレッジ」と呼んでいます。
ハイレバレッジにも、特定の決まりはありません。
キリの良いケタの数字として、100倍以上を指すケースもあります。
しかし実際のところ、25倍〜100倍レベルのレバレッジを提供している業者は少ないため、その辺りの細かい差異はあまり関係ないでしょう。
もちろん数百倍以上のレバレッジであれば文句なしにハイレバレッジです。
フルレバレッジとの違いとは?
ハイレバレッジと語感が似ている表現として「フルレバレッジ」という言葉があります。
こちらは、その業者の口座で可能な最大レバレッジを指しており、単に日本語と英語の違いに過ぎません。
ただ「フルレバレッジトレード」、略して「フルレバ」という言い方があることから、ここで少し説明しておきましょう。
例えば、使えるレバレッジが最大1,000倍の時、その上限いっぱいまで使い切る取引が「フルレバレッジトレード」です。
失敗した時の反動が大きいため、非常にリスクが高い状態になりますが、成功すればこれ以上ない利益を獲得できます。
つまり完全に近い確信をもって勝負に出た、という事でもあるわけです。
そのことから、SNSなどでは往々にして「フルレバで突っ込んだ!」などという意思表明、自信のアピールにも使われます。
しかし通常はそこまでリスクの高い行為は中々取れるものではありません。
同じ最大レバレッジ1,000倍でも、実際には300倍や500倍などで取引する場合は「ハイレバレッジトレード」と呼ばれます。
もっとも、国内業者での最大25倍でも上限まで使えば「フルレバレッジトレード」になりますから、あくまで相対的なものと言えるでしょう。
国内FX業者との違い
ここまでも既に国内FX業者と海外FX業者のレバレッジの違いには言及していますが、その周辺も含めて両者の違いをまとめてみましょう。
国内FX業者 | 海外FX業者 | |
---|---|---|
最大レバレッジ | 25倍 | 数百倍から数千倍 無制限もあり |
レバレッジ制限 | ない | あり |
ゼロカットシステム | なし | あり |
追証 | あり | なし |
ロスカット率 | 100% | 主に20〜30% |
レバレッジについて、国内FX業者と海外FX業者で大きな違いがあるのは、国内業者は日本の法律の規制を受けるからです。
逆に、そうした規制は世界ではあまりないため、海外のFX業者は自由にレバレッジを設定しています。
一方、高いレバレッジと同時に、何かしらの制限を付けることが多いのも海外FX業者の特徴です。
これはレバレッジが高いことにより、業者やトレーダーが受けるダメージやリスクを回避するための措置であり、業者選択の際には検討対象にもなるでしょう。
倍率が低い国内業者の場合は、何かあっても双方のダメージやリスクが小さいため、そうした制限を付けることはありません。
同様に、レバレッジが及ぼすリスクの回避になるのが、ゼロカットシステムです。
国内でも海外でも、証拠金の残金が一定ラインを下回ったら強制ロスカットの措置がくだされます。
その時点でポジションが解消されるため、トレーダーは資金がマイナスになることを避けられます。
しかし相場に大きな変動があり、ロスカットが間に合わないと現実的には口座がマイナスになってしまう可能性もあるのです。
そんな時に備えて海外業者が備えているのがゼロカットシステムで、生じたマイナス分を業者側が補填してくれます。
最悪でも入金したお金が飛ぶだけなので、借金を背負うリスクがありません。
しかし国内業者の場合、口座がマイナスになったら、それはトレーダーの借金という扱いになってしまいます。
これを「追証」と言い、マイナス分を返済しない限り取引できず、支払わない場合は法的措置を受ける可能性もあるのです。
それもあって国内業者の場合、安全策を取ってロスカット率が100%と高めに設定されています。
一方、ゼロカットシステムのある海外業者では、より証拠金率の低下を許容できるためロスカット率が低めです。
その分、ギリギリまでポジションを持つことができます。
口座タイプによる違い
多くの海外FX業者では、目的別に複数の口座タイプが用意されています。
そしてその口座によって、独自のレバレッジ倍率が設定されているのが通常です。
そのため一概に「この業者はレバレッジが高い・低い」とは言えません。
あくまで個々の口座を対象に、「この口座はレバレッジが高い・低い」と言った方が正確です。
傾向としては、一般向けの口座はレバレッジが高めで、その代わりスプレッドが広めになっています。
これはあまり頻繁には取引せず、少ない資金で慎重に取引するスタイルを想定しているからです。
一方、中上級者向けの口座はレバレッジが低めで、代わりにスプレッドを狭くしています
これは一定の資金を背景に、頻繁に取引を行い、小さな値幅で確実に利確していくスタイルを意図したものです。
また既に中上級者は資金が十分にあるため、一般向けよりボーナス等の特典が少なく、最低入金額も高くなってることもあります。
海外FXの最大レバレッジ比較ランキング
ではここで、海外FX業者の最大レバレッジを比較していきましょう。
レバレッジの他、「レバレッジ制限の有無」「制限時のレバレッジ」「取引量の上限」を掲載しました。
海外FX 業者名 |
対象口座 | 最大 レバレッジ |
レバレッジ制限 の条件 |
制限時の レバレッジ |
1取引当たりの 最大ロット |
1口座当たりの 最大ポジション |
---|---|---|---|---|---|---|
Exness | スタンダード ロースプレッド ゼロ プロ |
無制限 | 口座残高が10万円未満 5ロット以上の取引 10回以上の取引の場合に無制限 |
1000ドル:2000倍 5000ドル:1000倍 3万ドル:500倍 | 200ロット (21:00~6:59は20ロット) |
MT4:1,000ポジション・MT5:無制限 |
GEMFOREX | レバレッジ5,000倍 | 5,000倍 | 利益の上限額 100万円まで | なし | 50ロット | 無制限 |
FBS | スタンダード ゼロスプレッド |
3,000倍 | 口座の有効証拠金残高が一定を超えるごとに制限 | 200ドル:2000倍 2000ドル:1000倍 5000ドル:500倍 2万ドル:200倍 | 1000ロット | 200ポジション |
TradersTrust | クラシック プロ VIP |
3,000倍 | 保有ロットの合計が1Lot/5Lot/10Lot/ 20Lot/50Lot/100Lot を超えた時 |
1Lot:2,000倍 5Lot:1,000倍 10Lot:500倍 20Lot:200倍 50Lot:100倍 100Lot:50倍 | 制限なし | 制限なし |
GEMFOREX | オールインワン | 1,000倍 | 口座の有効証拠金残高が 2万ドルを超えたとき |
500倍 | 50ロット | 制限なし |
IS6FX | マイクロ スタンダード |
1,000倍 | 口座の有効証拠金残高が 2万ドル/5万ドル/10万ドルを 超えたとき |
2万ドル:500倍 5万ドル:200倍 10万ドル:100倍 |
30ロット | 制限なし |
FXGT | スタンダード | 1,000倍 | ポジションの合計が 30万ドル/100万ドル/200万ドル/ 300万ドル/500万ドルを 超えたとき |
30万ドル:500倍 100万ドル:200倍 200万ドル:100倍 300万ドル:50倍 500万ドル:20倍 | 200ロット | 100ポジション |
HotForex | マイクロ | 1,000倍 | 口座の有効証拠金残高が 30万ドルを超え、 口座の保有ロット数が 合計50ロットを超えたとき |
75倍 | 7ロット | 150ポジション |
MILTON MARKETS | スマート | 1,000倍 | 口座の有効証拠金残高が 100ドル/1万ドルを超えたとき |
1000ドル:500倍 1万ドル:200倍 |
100ロット | 100ポジション |
XM | スタンダード マイクロ |
1,000倍 | 口座の有効証拠金残高が 2万ドル/10万ドルを 超えたとき |
2万ドル:200倍 10万ドル:100倍 |
50ロット | 200ポジション |
IronFX | ライブスタンダード | 1,000倍 | なし | – | 60ロット | 制限なし |
BigBoss | スタンダード | 999倍 | 口座の有効証拠金残高が 2万ドル/5万ドル/10万ドル を超えたとき |
2万ドル:555倍 5万ドル:200倍 10万ドル:100倍 |
50ロット | 制限なし |
TITAN FX | スタンダード ブレードECN |
500倍 | なし | – | 100ロット | 200ポジション |
LANDFX | スタンダード LIVE |
500倍 | 口座の有効証拠金残高が 5万ドル/10万ドルを 超えたとき、あるいは 保有ロット数が一定を超えたとき |
5万ドル:200倍 10万ドル:100倍50ロット:200倍 100ロット:100倍 10万ドルかつ50ロット:50倍 |
30ロット | 100ポジション |
MYFX Markets | スタンダード | 500倍 | なし | – | 100ロット | 100ポジション |
ThreeTrader | Pureスプレッド | 500倍 | なし | – | 80ロット | 制限なし |
Tradeview | MT4 XLeverage | 500倍 | 口座の有効証拠金残高が 10万ドルを超えたとき |
公式に指定された数値は不明 | 75ロット | 200ポジション |
FXDD | NDD STP NDD ECN |
500倍 | なし | – | 制限なし | 制限なし |
iFOREX | エリート | 400倍 | なし | – | 50ロット | 制限なし |
AXIORY | スタンダード | 400倍 | 口座の有効証拠金残高が 10万ドル/20万ドルを超えたとき |
10万ドル:300倍 20万ドル:200倍 | 1,000ロット | 制限なし |
easyMarkets | スタンダード(MT4) | 400倍 | なし | – | 50ロット | 制限なし |
FxPro | MT4 | 200倍 | 保有ロット数が 200ロットを超えたとき |
200ロット:100倍 | 10万ロット | 1,000ポジション |
リストの中では、一定の条件を満たすと無条件になる「Exness」が別格です。
そして、5,000倍の「GEMFOREX」、3,000倍の「FBS」と「TradersTrust」が続きます。
ここまでが超ハイレバレッジと言えるでしょう。
続いて、1,000倍が、「GEMFOREX」「IS6FX」「FXGT」「HotForex」「MILTON MARKETS」「XM」「IronFX」と並びます。
そこから999倍の「BigBoss」までが第2グループで、実質的に代表的なゾーンでしょう。
その後は少し倍率が空きます。
555倍の「Bigboss」、500倍の「TITAN FX」「LANDFX」「MYFX Markets」「ThreeTrader」「Tradeview」「FXDD」などが第3グループです
しかしその下の「iFOREX」「AXIORY」「easyMarkets」「FxPro」でも400倍ですから、国内の25倍と比べたら十分に大きな数字です。
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海外FXでレバレッジ取引に最適な業者の選び方・注意点
ここでは、こうしたレバレッジの高い海外FX業者を選ぶ時のポイントについて、確認すべき点はどこかを説明します。
倍率も大事ですが、あまり表には出てこない「レバレッジ制限」のチェックは欠かせません。
また業者としての機能やスペックも、取引していく中では大きく使い勝手に関わってきます。
- 最大レバレッジを確認しよう
- レバレッジ制限を確認しよう
- ロスカット水準を確認しよう
- 安全性や信頼性を確認しよう
- そのほかに確認しておきたい点
ポイント①最大レバレッジを確認しよう
もちろん最初に確認すべきは、その業者や口座の最大レバレッジの倍率です。
ただ海外業者であれば、その多くは数百倍のレバレッジが使えます。
それだけあれば、実際に使ってみて不足を感じることは少ないでしょう。
100倍程度でも国内業者の4倍です。
ここぞという時の勝負を考えても、1,000倍あれば十分でしょう。
それ以上の倍率になると、今度はそれを使いこなす運用能力が求められる面もあるので、それより小さな倍率で経験を積むのがおすすめです。
もちろん先ほどの倍率の計算式で分かるように、最大倍率が高くても実効的な倍率を下げて運用することは出来ます。
高いレバレッジの業者を使っても、それだけで問題が出るわけではありません。
1,000倍を目安に、後はそれ以外の要素で決めていくと良いでしょう。
ポイント②レバレッジ制限を確認しよう
実は、公表されている最大レベレッジの数値だけで判断するのは危険です。
なぜなら、その数値は常に適用されるとは限らないからです。
何らかの要因により、それより低い倍率に制限されてしまうことは珍しくありません。
「最大1,000倍」と書かれていても、制限によって500倍に引き下げられてしまったりするのです。
ただ、この制限があることで、ロスカットに遭う危険が減るというメリットもあります。
業者側にしても、より安定した取引環境の提供をするために行う面もあるので、一概に批判はできません。
しかし当然ですが、トレーダー側にしてみると、こうした制限は全くないのがベストです。
他の条件が互角であれば、この制限があるかないかは、選択肢の判断に関わってくるでしょう。
具体的には、下記のような場合にレバレッジ制限がかかります。
有効証拠金や口座残高によるレバレッジ制限
代表的なレバレッジ制限は、口座に入れた資金の残高や有効証拠金に応じて、倍率が変わってしまうという制限です。
つまり「手持ちの資金が一定以上に増えてしまうと、レバレッジが◯倍に下がる」という形態となります。
要は「利益がたくさん出たから、倍率を下げさせてもらいます」ということです。
中には数万円〜10万円でレバレッジが下がってしまう口座もあります。
そこまで行かなくても、2万ドル程度で下がってしまうと、大きな取引をするには不向きな口座になってしまうでしょう。
そのため、ある意味では最大レバレッジよりも重要な確認ポイントと言えます。
数千ドル〜2万ドル程度でのレバレッジで比較をしたら、最大レバレッジでのランキングと大きく順位が変わってしまうからです。
また口座残高が、そうした倍率が切り替わる前後を推移している場合、連続的な取引の途中でいきなり倍率が下がってしまうこともあるでしょう。
すると資金やリスクリワードの管理が難しくなってしまいます。
口座の資金が増えたら引き出すことで一定の対応は可能ですが、大きな取引でレバレッジの倍率を活かせないのは大問題です。
なお、有効証拠金とは「口座残高 + ボーナス + 含み損や含み益」のことで、多くの場合、口座残高ではなく有効証拠金が制限発効の対象です。
レバレッジ制限の実例
実際にどのような制限があるかを見てみましょう。
例えば最大3,000倍のハイレバレッジを提供する「FBS」と「TradersTrust」の場合はどうでしょうか?
FBSは、口座の有効証拠金が200ドルを超えるとレバレッジが2,000倍に下がり、最終的に2万ドルを超えた時点で200倍にまで落ちてしまいます。
TradersTrustも同じく口座の有効証拠金が2万ドルを超えるとレバレッジが200倍に下がり、5万ドルを超えると100倍になってしまうのです。
また日本でも愛用者の多いXM Tradingも、2万ドルで200倍、10万ドルを超えると100倍になります。
ロスカットを避けるためには多めの資金を入れておく必要がありますが、その結果レバレッジが制限されてしまうのも辛いところです。
できる限り、制限がゆるい業者や口座を探した方が良いでしょう。
保有ポジション・保有ロットによるレバレッジ制限
有効証拠金や残高による制限に似ていますが、最近では保有しているポジションの合計を使った制限も生まれています。
これは「ダイナミックレバレッジ」とも呼ばれるもので、要は「一定以上の取引サイズ(取引量×通貨価格)」を持つとかかってくる制限です。
例えば「FXGT」は最大レバレッジが1000倍ですが、メジャー通貨ペアを対象にした場合、保有ポジションの合計が30万ドルを超えた時点で500倍に下がります。
そして最終的には、500万ドルを超えると、国内業者よりも低い20倍になってしまうのです。
実際に採用しているのは、他に「TradersTrust」や「CryptoGT」「FXPro」などまだ少数ですが、今後は増えていくかもしれません。
取引銘柄による制限
中には、口座における一律的な増減ではなく、個別の取引対象についてレバレッジが制限されるパターンもあります。
要は、米ドル/日本円の取引では額面通り1,000倍のハイレバレッジだが、とある銘柄では50倍に落ちてしまうというものです。
倍率が下がってしまうのは流動性が低く、売買金額もメジャー通貨に比べて小さな銘柄、いわゆるマイナー通貨やエキゾチック通貨が該当します。
その他、貴金属やエネルギー、株価指数などのCFD取引なども倍率を下げられやすい対象です。
例えばXMTradingでは、下記のようなレバレッジ制限が設けられています。
- 100倍:
USD/TRY、EUR/TRY
50倍:
USD/DKK、USD/HKD、USD/CHF、EUR/DKK、EUR/HKD、EUR/CHFなど
66倍:
BRENT、OIL、HK50Cashなど
33倍:
GSOIL、NGASなど
22倍:
PALL、PLATなど
特にマイナー通貨ペアについては、事前に確認しておいた方が良いでしょう。
取引ツールによるレバレッジ制限
同じ口座、同じ条件で取引をしても、取引で使うツールによってレバレッジが変わることもあります。
やや特殊な例ではありますが、盲点にもなるので確認しておきましょう。
海外FX業者の場合、複数の取引ツール(取引プラットフォーム)から好きなものを選択できるケースがあります。
よく見られるのは、広く普及している「MT4」と、その後継である「MT5」が両方使え、好きな方を選べるパターンです。
例えば「easyMarkets」では、これらに加え、独自の「WEBプラットフォーム」も利用できます。
しかし、どのツールを使うかで、適用されるレバレッジが下記のように変わるのです。
- MT5:500倍
- MT4:400倍
- 独自ツール:200倍
一般的には、広く使われている取引ツールほどレバレッジの条件が良くなり、そうでないほど倍率は下がる傾向にあります。
世界的に重要なイベント時のレバレッジ制限
トレーダーの利用状況に関係なく、業者側が一律的に制限をかけることもあります。
それは、相場に極めて大きな影響を与えるであろう事件やイベントの発生時です。
例えば重要な経済指標や経済ニュースの発表、大統領選挙の開票、大きな自然災害や戦争の発生などが該当します。
このような経済に対して影響を及ぼす事件やイベントが起きると、相場は一時的に乱高下する可能性が高まるでしょう。
するとトレーダーが大きな損失を出してしまう危険があるため、レバレッジ制限をかけて、大きなポジションを持ちにくくするのです。
非常時のレバレッジ制限は、どこの業者でもあり得ますので、過剰に気にする必要はありません。
ただ、いきなりレバレッジ制限を受けて焦ってしまわないようにしてください。
通常、一時的な規制は事前に予告されるので、あらかじめ対応することは可能です。
こうした情報を分かりやすく積極的に伝えてくれる業者は信頼できるでしょう。
ポイント③ロスカット水準を確認しよう
レバレッジ以外で確認しておきたいのは、どの時点でロスカットに遭うかという、ロスカット水準です。
分かりやすく言えば、「ロスカット水準が低い」業者の方がおすすめできます。
最大レバレッジがどれだけあっても、ロスカット水準が高いほど、すぐにポジションを強制決済されてしまうからです。
すると、その後で相場が元の方向に動いた場合に、無駄な損切りとなってしまいます。
レバレッジが高いほど、含み損や含み益も上下しやすくなるので、過敏に反応するとせっかくのレバレッジを活かせません。
海外業者におけるロスカットの水準は、一般的に20%前後です。
それより大幅に高い水準の場合、評価的にはやや下がるでしょう。
ポイント④安全性や信頼性を確認しよう
4つ目のポイントは、評価の根本となる、安全性や信頼性です。
海外業者は国内の規制を受けません。
事業の拠点も海外にあるため、業者によっては素性が知れず、どこまで信用して良いか不明な場合もあるでしょう。
安全性や信頼性を確認するのは大前提となります。
そのために役立つのが、下記のような情報です。
- 金融ライセンス
- 広告スポンサー
- 出金拒否など
金融ライセンス
海外FX業者は日本国内での許認可は受けておらず、また、どこの国であれ特に免許も必要なく事業を行うことが可能です。
しかし自らの信用を高めるため、あるいは特定の国や地域で営業をするため、何かしらの金融ライセンスを持っている業者も沢山あります。
多いのは比較的取得が容易な「セーシェル諸島」「ベリーズ」「マーシャル諸島」など。
他に「シンガポール」「英国金融行動監視機構」なども信用度の高い免許です。
広告スポンサー
国際的なスポーツ大会を支援したり、世界的に有名な人物とプロモーション契約を交わすことも、信用の証になります。
そうしたことを実現するには、一定の審査を受け、企業として信用に足ると判断される必要があるからです。
出金拒否など
海外業者を使っていて、おそらく最も問題となるのが出金拒否です。
国内で許認可を受ける国内業者であれば、トラブルがあっても金融庁や裁判所に訴え出ることができます。
しかし海外業者の場合、最悪そのままお金を持ち逃げされても、効果的な対処は難しいでしょう。
ポイント⑤その他、これらを確認しよう
考えるべき点は沢山ありますが、あまりに多くてもキリがありません。
以下はその他で押さえておいた方が良いことを、簡単に並べていきますが、自分の関心の高いものを中心に見ていけば良いでしょう。
- ボーナスを活用しよう
- 保有できるポジションやロットの制限が小さい
- 最低入金額が低い
- ゼロカットシステムを採用している
- 日本人として使いやすいか
ボーナスを活用しよう
多くの海外業者は、口座を作るだけでボーナスが貰えたり、入金額に応じて一定のボーナスがもらえるサービスを提供しています。
こうしたボーナスにレバレッジを組み合わせると、さらに少ない自己資金で大きなポジションの取引が出来ますから、ぜひ有効活用してください。
保有できるポジションやロットの制限が小さい
業者によっては、口座の中で持てるポジションの数や、合計のロット数に上限を設けている場合があります。
ハイレバレッジを活用すると、同じ資金でも持てるロット数は多くなるため、こうした上限は緩い方が良いでしょう。
またポジション数についても、ハイレバレッジなら資金を小分けにしつつ、個々のポジションサイズを大きくできます。
トレードスタイルによっては、多くのポジションを段階的に持つこともあるでしょう。
やはり規制は緩い方が使い勝手が良いと言えます。
最低入金額が低い
口座への入金は、業者によって最適金額が異なります。
1円単位で入金できる業者と、最低1万円からの業者とでは、前者の方が資金の少ない初心者にも安心です。
そもそもハイレバレッジは小さな資金で大きな取引を行えるものですから、最低入金額が高いと、そのメリットが活かしにくくなります。
また、入金方法によって最低入金額が異なることもあるので注意が必要です。
例えば銀行振込では制限がないが、クレジットカードでは最低1万円から、というケースもあります。
ゼロカットシステムを採用している
国内業者とは異なり、トレーダーから借金を負う心配をなくしてくれるのが、ゼロカットシステムです。
日本で知名度のある海外業者では、まず間違いなく提供されている仕組みですが、情報の少ない業者では念のため注意しておくべきでしょう。
日本人として使いやすいか
最後のチェックポイントは、日本人向けの対応ができているかどうかです。
海外FX業者は原則的に全世界を相手に事業を行っているため、ベースは英語などの外国語になっていることが殆どです。
その中でサイトの日本語化や、日本語でのサポートを行っているほど、使いやすい業者となります。
さらに日本人のスタッフが常駐していたり、24時間サポートがあるなどしたら、さらに高評価となるでしょう。
レバレッジ取引におすすめの海外FX業者
ここでは海外FX業者の一般向けの口座で、レバレッジが高く、総合的な評価もできる口座をご紹介します。
レバレッジの倍率を基本に、レバレッジ制限の条件やロスカット率、保有できるポジション数やLot数などを考慮したランキングです。
業者としての信頼性や日本語対応なども重視し、初心者の人に向いているものを中心としました。
GEMFOREX(オールインワン口座)
ハイレバレッジで初心者にもっともおすすめできるのが、GEMFOREXのオールインワン口座です。
レバレッジ1,000倍と過不足なく、全体的なバランスに優れています。
口座の有効証拠金残高が2万ドルを超えるとレバレッジ制限に掛かりますが、500倍を割ることがないのが他社に対する優位性です。
またサイトの日本語化が完璧で、サポートも日本人が対応するなど、初心者でも困ることがないのも高評価です。
さらに、最低1万円の口座開設ボーナスや、最大で1,000%の入金ボーナス(ジャックポット)など、資金が少なくても安心な仕掛けが満載です。
ロスカット水準20%・最小取引数量1000通貨・1取引当たり最大50ロット・最大ポジションの制限なしと、全てのスペックに全く隙がありません
初めて口座を開く人にもおすすめです。
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IS6FX(マイクロ口座、スタンダード口座)
次におすすめなのが、IS6FXです。
対象口座はマイクロ口座とスタンダード口座で、いずれも初期の最大レバレッジが1,000倍、口座の有効証拠金残高が2万ドルで500倍に制限されます。
ここまではGEMFOREXと同じですが、5万ドルで200倍、10万ドルで100倍と低下していくことから、1つ下の順位としました。
また、ロスカット水準50%・1取引当たり最大30ロットも、わずかですがGEMFOREXに及びません。
ただIS6FXも口座開設ボーナスや入金ボーナスを定期的に実施しており、入金ボーナスも最大200%付与されることがあるなど充実しています。
なお、金融ライセンスの取得は確認できませんが、長期に渡りサービスを実施しているので信用性も問題ないでしょう。
Exness(全口座)
多くの海外FX業者の中でもダントツとなる「最大レバレッジ無制限」を打ち出しているのがExnessです。
全ての口座(スタンダード口座・ロースプレッド口座・ゼロ口座・プロ口座)が対象となります。
ただし、条件として「口座残高が1,000ドル未満」「5ロット以上の取引」「10回以上の取引」を満たさなくてはなりません。
口座残高が1,000ドルを超えると、レバレッジは2,000倍に下がります。
そしてその後は、5,000ドルで1,000倍、3万ドルで500倍という具合です。
ある程度の残高でも2,000倍というハイレバレッジが使えるのは、他社にはない強みでしょう。
ただし雇用統計などの経済指標の発表前後には制限が入るなど、実際にはスペックを最大限に発揮できない場面もあります。
ボーナスプログラムなどの実施もないので、初心者にはやや不向きな面もあります。
なおExnessはグループの7社で6つの金融ライセンスを保有しているので、信用性は問題ありません。
GEMFOREX(レバレッジ5,000倍口座)
Exnessに次いで非常に高いレバレッジを提供しているのがGEMFOREXです。
その倍率は5,000倍。
しかもレバレッジ制限はなく、5,000倍を一定で使い切れるのが特徴です。
ただ倍率に特化しているため、他の部分で制限があります。
それは、口座への入金額が10万円以下となっていることです。
10万円の5,000倍は5億円ですから十分とも言えますが、これは1,000倍の口座に50万円を入れるのと変わりません。
また、含み益が100万円を超えると強制決済されてしまうという制限もあります。
その場合、利益分を出金して口座残高を10万円にすれば何度でも再開できるのですが、一撃で大きな利益を上げるのには向かないでしょう。
GEMFOREXでは、現在新規口座開設で最低でも10,000円以上のボーナスをご用意しております。(期間限定:まもなく終了)
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FBS(スタンダード口座、ゼロスプレッド口座)
FBSも3,000倍というハイレバレッジを提供している海外業者です。
しかし段階的にレバレッジ制限が掛かり、有効証拠金残高が200ドル・2,000ドル・5,000ドル・2万ドルのタイミングで引き下がります。
倍率はそれぞれ、2,000倍・1,000倍・500倍・200倍。
さらにボーナスキャンペーンを受け取ってしまうと、最大500倍になってしまうという制限もあります。
Exnessと同様、実効性としては最大2,000倍で考えた方が良さそうです。
また最低入金額が1万円というのも、やや高いでしょう。
FBSは日本では知名度がそれほど高くありませんが、2009年にはサービスを開始しており、アジア圏で人気の高いFX業者です。
金融ライセンスもバヌアツ共和国で取得しています。
TradersTrust(クラシック口座、プロ口座、VIP口座)
FBSと並んで3,000倍というハイレバレッジを提供するのがTradersTrustです。
使える口座は3つありますが、VIP口座は最低入金額が200万円と別格で、50ドルのクラシック口座とプロ口座が一般向けとなります。
FBSと同じくレバレッジには段階的に制限が掛かりますが、特徴的なのは、取引量に応じて自動的に調整される「ダイナミックレバレッジ」が採用されていることです。
ダイナミックレバレッジでは、保有するロットの合計数で倍率が決まります。
- 1Lot超:2,000倍
- 5Lot超:1,000倍
- 10Lot超:500倍
- 20Lot超:200倍
- 50Lot超:100倍
- 100Lot超:50倍
また、3,000倍が適用されるのは、ダイナミックレバレッジを利用できる38通貨ペアに限られます。
そしてダイナミックレバレッジは複雑な計算を伴うので、初心者にとっては資金管理が大変なのが難点です。
TradersTrustは2022年6月に公式サイトを全面リニューアルし、日本語対応やサービスを強化しています。
キプロスで金融ライセンスを取得しており、サービス開始も2009年と、信頼性も十分です。
iForex(エリート口座)
iForexの最大レバレッジは400倍で、決して高倍率ではありませんが、レバレッジ制限の条件がないのが特長です。
(一部のマイナー通貨のレバレッジのみ、200倍以下に制限されます)
業者としても取り扱う通貨ペアは97種類とトップクラス、金融ライセンスも英領バージン諸島で取得しています。
運営実績も20年を超えており、信頼性の高い海外FX業者です。
口座開設ボーナスや入金ボーナス、残高に付く年3%の利息やお友達紹介キャンペーンなど、サービスも満載。
ロスカット率が0%なのでギリギリまでポジションを維持でき、ポジションの保有上限もありません。
手頃な倍率でハイレバレッジを使うには、最適な口座のひとつと言えるでしょう。
ハイレバレッジ取引のメリット
おすすめの業者の中から、自分に合いそうな口座が見つかったら、次はいよいよハイレバレッジの取引に進みましょう。
ここではハイレバレッジ取引のメリットをあらためて整理し、その使い方を説明します。
ハイレバレッジの良さを理解すれば、短時間で利益を増やせる可能性が高まるでしょう。
- 極めて小さな資金でFXを始められる
- 大きな利益を狙える
- 大きな利益を狙える
- 損失額をコントロールして減らせる
- リスク分散ができる
極めて小さな資金でFXを始められる
ハイレバレッジで得られるメリットの1つ目は、レバレッジが低い場合に比べて格段に小さな資金で済むことです。
特に初心者の場合、これが非常に大きなアドバンテージとなります。
具体的に見ていきましょう。
例えば、1ドル=100円の時、ドルを10,000通貨で取引するとします。
下記のレバレッジの時、自己資金がいくら必要になるかを見てください。
- レバレッジ1倍:100万円
- レバレッジ10倍:10万円
- レバレッジ25倍:4万円
- レバレッジ100倍:1万円
- レバレッジ1000倍: 1,000円
レバレッジがないと100万円、25倍でも4万円かかる取引が、レバレッジ1,000倍ならわずか1,000円で済むことが分かるでしょう。
しかも口座開設ボーナスや入金ボーナスを使えば、さらに自己負担を減らせます。
大きな利益を狙える
小さい資金で済むということは、それだけ大きな利益も狙えるということです。
1ドル=100円の時、元手が1万円あったとしましょう。
すると、可能な取引規模は、下記のようになります。
- レバレッジ1倍:100通貨
- レバレッジ10倍:1,000通貨
- レバレッジ25倍:2,500通貨
- レバレッジ100倍:1万通貨
- レバレッジ1,000倍:10万通貨
ここで0.1円の値動きが生じた時の損益の幅です。
- レバレッジ1倍:10円
- レバレッジ10倍:100円
- レバレッジ25倍:250円
- レバレッジ100倍:1,000万円
- レバレッジ1,000倍:1万円
レバレッジがなければ、11万円を投じて期待できる利益は10円です。
しかしレバレッジ1,000倍なら、同じ投資額で1万円の利益が期待できます。
また小さな値動きで利益が期待できるということは、より短時間で利益を得られるということです。
ドル/円が1銭(1/100円)の値動きをするのはすぐですが、その1,000倍である10円の値動きをするには、非常に長い時間が必要でしょう。
損失額をコントロールして減らせる
ハイレバレッジは損失のリスクが大きいという声も多いのですが、実は、その反対の面もあります。
ゼロカットシステムを採用している海外FX業者の場合、国内とは違って、想定外の損失を出す恐れがありません。
つまり、損失額をコントロールしながら取引できるということです。
先ほどのように、1万円の資金で取引をする場合で考えましょう。
レバレッジ1,000倍なら、100万円分の取引が可能です。
1ドル100円なら、0.1円の値幅で1万円の利益が出るのは、先ほど説明した通りです。
一方、損失が出てしまった場合はどうでしょう?
ゼロカットシステムが機能しますから、どんなに負けても損失が1万円を超えることはありません。
それでもレバレッジがなかったら、100万円分の取引には100万円の資金が必要です。
すると同じ1万円を目指しているのに、最大100万円の損失を出してしまいます。
つまりレバレッジが大きいほど、同じ利益の期待値に対して、圧倒的に少ないリスクで済むのです。
リスク分散ができる
あまり語られることがありませんが、ハイレバレッジを活かしてリスク分散ができる点も見逃せません。
資金を小分けにして多くのポジションを立てられるというのも、ハイレバレッジのメリットになります。
そのため、保有できるポジション数の上限が多い方が使い勝手が良いということも、先ほど説明した通りです。
同じ資金で沢山のポジションを持てるということは、それだけ多角的な取引ができるということです。
長期目線や短期目線、あるいは値動きの大きな通貨ペアと小さな通貨ペアなど、取引の方向性を分散すれば一気に負けて破産してしまう危険も下がります。
レバレッジが低いと取引回数が減るため、たまたま何回か負けが続くと資金が大きく目減りします。
しかし十分にリスク分散されていれば、そうした偶発的な連敗があっても、ダメージの大きさを減らせるでしょう。
また、そうした資金面の余裕が出ることで、大きなチャンスが来た時の追加投資もしやすくなります。
このように、ハイレバレッジを活かすために最も重要となるのは「資金管理」の考え方です。
一時的に利益を得ても、資金管理に失敗すればすぐに損失に転んでしまいます。
しかし資金管理を徹底すれば、一時的に多少の負けや損失を出したとしても、その後の挽回に繋がります。
ハイレバレッジ取引のデメリット
ハイレバレッジは諸刃の剣ですから、使い方を間違えるとデメリットも無視できません。
しかしそれらはメリットとは表裏一体でもあり、上手く使えば帳消しにできるものです。
ハイレバレッジ取引を行う場合は、下記のデメリットに注意し、良い方向に転換させてください。
- 小さな値動きで大きな損失が出る
- ロスカットされやすくなる
- ギャンブルトレード化しやすい
小さな値動きで大きな損失が出る
ハイレバレッジ取引の最大のデメリットは、僅かな値動きで大きな損失を出してしまうことです。
これはまさに「小さな資金で大きな利益を狙える」メリットの裏返しであり、取引量を増やせることのリスクとなります。
計画性のない取引をすると、それまでコツコツ貯めた利益を1回でなくすこともあるので、厳重に注意しなくてはなりません。
求められるのは、1回で大きな損失を出さず、負けても致命的にならない資金で取引を行うことです。
一般的に、1回の取引での最大損失は、総資金の2%以内に抑えると良いとされています。
少し甘く見積もっても5%程度でしょう。
そのラインを超えないように損切りを行い、含み益が出たら、それをなるべく大きく伸ばすように心がけてください。
また慣れるまでは実効的なレバレッジをなるべく低くし、リスクを減らすようにしましょう。
ロスカットされやすくなる
ロスカットは、含み損が大きくなり、口座に入れた資金を圧迫することで発動される強制決済です。
この措置が取られないまま含み損が広がってしまうと、口座の残金がなくなってマイナスになってしまうため、どの業者や口座であっても避けることはできません。
(どの時点でロスカットされるかは業者や口座によって異なります)
ハイレバレッジ取引では、価格の変動に対する損益の影響が大きいため、高い倍率になるほどロスカットに遭う可能性が高まります。
口座にある資金が多いほどロスカットを避けられますが、そもそも小さな資金で取引できるのがハイレバレッジ取引のメリットですから、板挟みになってしまうのです。
先ほどのように、1ドル=100円、自己資金を1万円としましょう。
そしてロスカット水準を、証拠金維持率が20%(一般的な海外FX業者の水準)以下とします。
この時、ロスカットされるドルの価格をレバレッジごとに示したものが下記です。
- レバレッジ1倍:1ドル80円でロスカット
- レバレッジ10倍:1ドル98円でロスカット
- レバレッジ25倍:1ドル99.2円でロスカット
- レバレッジ100倍:1ドル99.8円でロスカット
- レバレッジ1,000倍:1ドル99.98円でロスカット
レバレッジがないと80円、25倍でも99.2円まで粘れるポジションが、レバレッジ1,000倍では99.98円でロスカットに遭います。
このようにハイレバレッジ取引では証拠金維持率を保つことが非常に重要です。
そのためにも、1つのポジション(取引)に資金を集中させず、また的確な損切りを掛けておくという資金管理が欠かせません。
ギャンブルトレード化しやすい
ハイレバレッジ取引では、再三に渡って説明した通り、計画的で冷静な振る舞いが必要です。
しっかりした資金計画に基づき、投資金額や損切りラインを決めなくてはなりません。
しかし1度に大きなポジションを持ち、それに見合った利益を狙えるため、少し気を抜くとギャンブルトレード化しやすいのが問題です。
一発逆転や一発勝負、無謀なポジションの追加や、相場の回復を勝手に期待した損切りの先送りなどは禁物です。
これらは実質的にギャンブルと大して変わりません。
どうしても感情的な行動が抑えられないうちは、ハイレバレッジ取引に手を出すのは非常に危険と言えるでしょう。
【FAQ】海外FXのレバレッジに関するよくある質問
最後に、海外FXでのハイレバレッジに関する質問と回答をまとめましたので、参考にしてください。
海外FXでレバレッジが最も高い業者はどこですか?
2022年7月時点で、最も高いレバレッジを提供しているのは、上限が無制限となっている「Exness(エクスネス)」です。
ただし、口座残高が10万円未満・5ロット以上の取引・10回以上の取引という3つの条件を満たさなくてはなりません。
また、レバレッジの無制限は全ての口座が対象ですが、取引プラットフォームはMT4の口座に限定されMT5口座では最大2000倍となります。
レバレッジが1,000倍を超える業者はありますか?
「GEMFOREX」では、最大5,000倍のレバレッジを使えます。ただし口座への入金額が10万円以下などの制限があります。
また、「FBS」と「TradersTrust」の2社では、最大レバレッジ3,000倍が利用できます。
FBSではスタンダード口座・マイクロ口座・ゼロスプレッド口座で、TradersTrustでは全ての口座が対象です。
ただし、どちらも口座の証拠金が2万ドルを超えると、倍率の制限対象となってしまいます。
レバレッジ1000倍の業者はどこですか?
1,000倍も十分に高い倍率ですが、このレベルになると多くの業者が対応しています。
日本人も多く使っている業者としては、「GEMFOREX」「XM」「FXGT」「IS6FX」「HotForex」「MILTON MARKETS」「IronFX」などが挙げられるでしょう。
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レバレッジに制限のない業者はありますか?
多くの業者で何らかの制限事項がありますが、「iFOREX」「TITAN FX」「IronFX」「BigBoss」などでは、最大レバレッジが制限される規定はありません。
ただし突発的な事件が起きて相場が混乱した場合には、何らかの制限がかかる可能性もあるでしょう。
ハイレバレッジは何倍程度が適正ですか?
元手となる資金やトレードスタイルにもよるので、一口に何倍が適正かは決まりません。
ただ一定の期間を見て取引を行うデイトレードやスイングトレードでは、その間の値動きがそれなりに大きいことが予想されます。
そのため実効的な倍率としては100倍、あるいはそれ以下に抑える方が安全でしょう。
一方、短時間の小さな値動きで利益を取るスキャルピングでは、レバレッジを高くする必要があります。
またポジションを保有している間は値動きを確認するというスタイルのスキャルピングでは、急激な変化にも対応できるので、ハイレバレッジのリスクも抑えられます。
1,000倍、あるいはそれ以上の倍率でも使いこなすことは可能でしょう。
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